新NISAが2024年から開始され、NISAの口座開設をする人がうなぎのぼりに増えています。
中でも証券会社の中で最も人気があるSBI証券は口座開設数が2023年9月時点で1100万口座(日本で最速)を突破し、現在も伸び続けています。
でも証券口座は複数開設できるので、SBI証券も持ちながら他の証券会社の口座も持ってるっていう可能性もあるけどね。
それでも1100万件は日本で一番の開設数になるよ。
SBI証券は手数料が無料!
SBI証券が一番人気の理由は何と言っても手数料0円という手数料の安さです。
それでは例として大手の「マネックス証券」の手数料と比較してみましょう。
マネックス証券ではNISA口座で購入すた国内株式(個別株)や投資信託申込手数料は0円となっています。
もちろんSBI証券も同じく0円なので、NISAの枠だけで投資をするのであればマネックス証券、SBI証券のどちらで利用しても同じということになります。
しかしこちらをご覧ください。
証券口座には大きく分けてNISA口座、特定口座、一般口座の3つに分かれるのですが、マネックス証券では特定口座か一般口座での取り引きついては、上の画像に表示されている手数料が必要になるのです。
でもNISAには投資額の上限が決まってて、個別株は成長投資枠の240万円/年の枠内でしか買えないから何度も売ったり買ったりは向いていないよ。
成長投資枠は年間で240万円という枠があり、例えば10万円で個別株を買ったとします。
そして翌日8万円になったので売り、そしてすぐに8万円で別の株を買い12万円で売ったとします。
この場合、10万円+8万円で購入しているため、2日で18万円の枠を使ってしまったということになります。
そのため成長投資枠で購入する銘柄は個別株だとしても、短くても半年~1年くらい持ちづつけれるような銘柄を選ぶ必要があります。
あくまでNISAは長期投資を目的にしている制度なので、個別株だとしても長期保有しないとすぐに枠が無くなってしまうから注意が必要だよ。
ちなみに新NISAでは、売却した分の元本は翌年になると復活します。
ちょっと話はそれましたが、NISAをやってみて投資に興味が出て、特定口座の方でも個別株にも手を出してみようかな?
と思ったときに、手数料無料で投資ができるSBI証券の方が気楽にできるというわけですね。
もちろん、NISAの口座はマネックス証券で、特定口座はSBI証券で。
ということもできますが、やはり1つの口座にまとめておいた方がシンプルでわかりやすので、それであればすべて手数料無料のSBI証券が良いのではないでしょうか?
SBI証券で手数料無料にするには、報告書などを電子交付にする必要がある
ただしSBI証券で手数料を無料にするには、株の取り引き報告書などを郵送ではなく、WEB上で確認できる「電子交付サービス」にする必要があります。
現在手数料が無料になっているかを確認するにはログイン後、お取引関連・口座情報から国内株式手数料の欄が「無料」になっているかを確認しましょう。
もしここが有料になっていて、無料にしたい(書類の郵送は必要ない)のであれば、口座管理→電子交付書面で電子交付に変更をクリックして電子交付に変更してください。
SBI証券&三井住友カードでポイントの還元率がすごい!
SBI証券のつみたて投資枠で積み立てをするなら絶対に作りたいクレジットカードが三井住友カードです。
三井住友カードは3種類あるのですが、年会費無料のカードでも0.5%という高還元率でポイントを貯めれるのでぜひ作っておきたいカードですね。
三井住友カードプラチナプリファード
・ポイント還元率:5%
・年会費:33,000円
・総利用枠:500万円まで
・月5万の積み立てで月2500ポイント(年間30,000ポイント)
・月10万の積み立てで月5000ポイント(年間60,000ポイント)
プラチナプリファードは年会費が33,000円と少し高額なのですが、月に10万円積み立てができるようになった場合、年会費の33,000円がかかったとしても60000ポイントもらえるので差し引き27,000ポイントもお得になります。
クレカ積み立て額が10万円まで出来るようになった場合で10万円毎月投資に回すことができる人であればプラチナプリファードは非常にお得になります。
三井住友カードゴールド(NL)
・ポイント還元率:1.0%
・年会費:5,500円(年間100万以上利用で無料)
・総利用枠:200万円まで
・月5万の積み立てで月500ポイント(年間6,000ポイント)
・月10万の積み立てで月1000ポイント(年間12,000ポイント)
ゴールド(NL)は年会費が5,500円ですが年間の利用額が100万円を超えると翌年以降の年会費が永年無料となります。
もしクレカ積み立てが10万円までOKになれば積み立てだけで100万円超えることになりますね。
また、水道光熱費や普段の買い物でゴールドを利用して100万円に達してももちろん永年無料となります。
そのため、月の積立額が5万円くらいという方で、買い物でもこのカードを使って年間100万円使うようであればプラチナプリファードよりもゴールドの方が良いかも知れませんね。
三井住友カード(NL)
・ポイント還元率:0.5%
・年会費:無料
・総利用枠:100万円まで
・月5万の積み立てで月250ポイント(年間3,000ポイント)
・月10万の積み立てで月500ポイント(年間6,000ポイント)
こちらの三井住友カード(NL)は年会費も無料なので、積み立て額が5万円以下の方にお勧めです。
ちなみにこのカードを使って年間100万円以上使用しているのであればゴールドカードのアップグレードが可能になります。ゴールドカードに変更しても年会費は永年無料なのでデメリットは全くありませんのでお勧めです。
ちなみに(NL)はナンバーレスの略で、セキュリティの観点からクレジットカードナンバーが記載されていないカードになっています。
SBI証券&Oliveフレキシブルペイで還元率はもっとすごくなる!
Oliveフレキシブルペイとは、クレジットカード・キャッシュカード・デビットカードが一体になったカードで、アプリで銀行口座の残高や入出金明細そしてクレジットカードの利用明細、ポイント残高の確認、各種手続きができるスーパー便利なカードです。
※三井住友銀行を持っていないと使えません
Oliveフレキシブルペイが三井住友カードと大きく違うのは、三井住友銀行の口座を持っていないと使えないということです。
つまり、三井住友銀行にある程度のお金を預けておいて、そこからOliveフレキシブルペイのクレジット機能使って積み立て投資や普通の買い物(スマホタッチ決済も対応)などで使用します。
でもすでに口座を持っている場合は作らなくて大丈夫だよ!
でも今までのメイン口座から変えるのはかなり面倒だから、それ相応の還元率が無いと私も怒るわよ。
それではOliveフレキシブルペイのポイント還元率を見てみましょう。
Oliveフレキシブルペイにも3種類のカードがあり、基本的な還元率は同じなのですが、継続ポイントや新規入会特典などで三井住友カードよりも多くのポイントを貰うことができます。
Oliveフレキシブルペイプラチナプリファード
Oliveフレキシブルペイゴールド
Oliveフレキシブルペイ
三井住友銀行をメインにしようかな?
SBI証券で積み立て投資をする人で、メイン銀行を三井住友銀行に変えれる人だったら絶対にこっちがお得だよね!
ただし、Oliveフレキシブルペイの凄まじさはこれだけじゃないんだよ…
Oliveフレキシブルペイで積み立てしてるとポイントも積み上がる
OliveフレキシブルペイでSBI証券の投信信託を保有していると、その金額に応じて毎月ポイントを貰うことができます。
ちなみに通常銘柄対象の投資信託を100万円分保有してたとすると、毎月1000円分のポイントが付与されることになります。
凄すぎない?
それでも凄いことには変わりないなぁ…
Oliveフレキシブルペイは通常の買い物のポイント還元率も神すぎる
Oliveフレキシブルペイのスマホタッチ決済で上記の店舗でタッチ決済をすると最大で20%還元となります。
下の画像を見てみて。
20%というのは最大の還元率で、20%の還元率まで高めるには家族の登録などが必要になってきます。
ただし、0.5%は通常で+6.5%はスマホのタッチ決済だけなので合計7%は誰でも行けます。
あとは家族がいれば12%までは簡単ですね。
でも独身だから7%が限界か~。
だれか結婚してくれないかしら…ポイントのために…
そっちの方が凄すぎー!
SBI証券の便利なツールがたくさんある
SBI証券には投資に便利な無料アプリがあるので、その中で3つ便利なアプリを紹介します。
HYPER SBI2
HYPER SBI2はデイトレをする人には欠かせないPC用のアプリです。
一つの画面でチャート・株板・歩み値などが確認でき、リアルタイムで取り引きの内容が確認できます。
そしてログイン時に取引パスワードを入力していれば、注文時にパスワードの入力が不要になるのでラクに取り引きが可能です。
また、注文価格の変更もドラッグアンドドロップでできるので、変更も直感的にできるので非常に便利です。
ヒートマップ
ヒートマップはSBI証券のホームページから見ることができるWEBアプリなのでインストールは不要です。
上の画像のように数多くの銘柄の値上がり・値下がりがわかりやすく表示されているのがわかると思います。
また、業種別・国別などにも切り替えができ、その業種の相場や国全体が今日はどのような動きになっているかを確認するのに非常に便利です。
積み立てアプリ
SBI証券の「かんたん積立アプリ」は毎月の積み立ての管理が簡単にできるアプリです。
どのファンドに毎月いくら積み立てるのか?
そして、このファンドには投資全体でみると何%占めているのかなどが簡単に確認できます。
また、下の画像のように運用収益率や運用収益額もわかりやすくなっています。
このペースで積み立てると年末までどれくらいの額を積み立てられるかも確認できるので、NISAの枠を十分に使い切れているのか?
積み立ての額はこのペースで大丈夫なのかを確認するのに便利です。
成長投資枠ってスポット投資しかできないと思ってた…
SBI証券のここが残念…
ここまでSBI証券の良いところを紹介していきましたが、実はSBI証券の一番のデメリットはサイトが使いづらいという点なのです…
特にスマホが使いづらい
SBI証券のスマホサイトが非常につかいづらい(どこに何があるか分かりづらい)ので基本的にスマホで見るときもPC用の画面で見ています。
そしてPC用ページからスマホ用ページに変更する際は、もう一度ログインが必要になるなど非常に面倒なのです。
その点、楽天証券の方が使いやすいって評判が良いから手数料は安いけど使いやすさが…って言われているのがSBI証券なんだ。
絶望の淵に立たされているわ…
だからそんなにサイトを見ないほうがいいっちゃいいんだけど、下がってると売ってしまう人も多いからね…
最後に
最後に簡単にまとめるとSBI証券の一番の魅力は他の証券会社に比べて手数料が非常に安いという点です。
少しサイトが使いづらい点もありますが、それでも日本の証券会社の中ではSBI証券が一番選ばれていますので、どこにしようか迷ったらSBI証券で間違いないでしょう。