Nexus5Xが劇的に快適に使えるようになる30の便利設定まとめ
Nexus5Xは日本製のスマートフォンに比べると機能もシンプルですが、それでも色々と設定変更することで便利に使うことが出来るようになります。
今回紹介する30の設定は初期状態でオンになっているものもあるため、すでに紹介した機能は使えるような状態になっている場合もありますが、その機能がオンになっていることによってどんなことが出来るのか?などを知ることが出来るためすでにオンになっている設定も紹介したいと思います。
もくじ
▶画面表示に関する設定
-①持ったときに時間や通知を表示できる「アンビエント表示」-②画面を回転させないようにする
-③周りの明るさに合わせて明るさを自動調整する
-④操作をしていない状態でのスリープの時間を変更する
-⑤文字を大きくする
-⑥ロック画面に通知を表示する・しない
-⑦ホーム画面のページ数を増やす
-⑧Nowカードを非表示にする
▶電話に関する設定
-⑨電源ボタンで電話を切る-⑩着信時にバイブレーションをオンにする
-⑪着信音を変更する
▶メッセージの着信時や充電中にランプを点灯させる
-⑫電話やメッセージなどの着信があったときにランプを点灯させる-⑬充電中にランプを点灯させる
▶通知の設定
-⑭通知が必要ないアプリの通知はしない-⑮寝ている時間帯はメールなどの通知をしない
▶バッテリーの設定
-⑯バッテリーの容量をパーセンテージ表示する-⑰必要ないアプリを停止してバッテリーを長持ちさせる
-⑱バッテリーが危機的状況になったときにバッテリーセーバーを有効にする
▶セキュリティ設定
-⑲指紋認証の指を追加する-⑳指紋認証でアプリを購入出来るように設定する
-㉑条件を指定して、ある条件下ではロックを掛けないようにする
-㉒電源ボタンで画面を暗くした後に何秒後にロックを掛けるかを設定する
▶データのバックアップに関する設定
-㉓インストールしたアプリやWi-Fiのパスワードや通話履歴などをバックアップする-㉔撮った写真を自動でバックアップする
-㉕さまざまなGoogleのサービスをバックアップする
▶その他の設定
-㉖電源ボタン2回押しでカメラを起動する-㉗アルファベット入力時はQWERTY入力にする
-㉘GPSの精度を上げる
-㉙ドコモのメールを使えるようにする
-㉚長押しの時間を変更する
画面表示に関する設定
画面が勝手に回転してしまって使いづらいという場合や画面がすぐに暗くなってしまうなどという初歩的な設定や、本体を持っただけで時間や通知内容を確認ができる機能の紹介です。
①持ったときに時間や通知を表示できる「アンビエント表示」
通常、時間やメールなどの通知を確認したいときは電源ボタンを押してロック画面から確認しますが、アンビエント表示をオンにすると、電源ボタンを押さなくても持っただけで画面上に時間やメールなどの通知を確認することができます。
設定→ディスプレイ
アンビエント表示をオンにする
アンビエント表示をオンにした状態で、本体を持つと真っ暗な画面上に時間やメールなどの通知が表示されます。
②画面を回転させないようにする
画面回転をオンにしていると思いがけない時に画面が回転してしまうことがあります。当然ですが横画面にしようと思っていないときに回転してしまうとものすごく使いづらくなってしまいます。
上のステータスバーを下にスライドさせ「自動回転」になっている場合はタップし「縦向き」にする
③周りの明るさに合わせて明るさを自動調整する
周りが明るい時は画面も明るくなり、暗い時は画面が暗くなります。
設定→ディスプレイ
明るさの自動調節をオンにする
④操作をしていない状態でのスリープの時間を変更する
しばらく操作をしていないと画面が暗くなります。その時間が短いと画面が暗くなるたびに毎回ロック解除をしたりと面倒なので自分にとって最適の時間に変更すると使いやすくなります。おすすめは5分か10分です。
設定→ディスプレイ
スリープ
好きな時間を選択します。短すぎるとすぐに暗くなってしまい使いづらくなりますが、長すぎると画面を点けっぱなしにしてしまうことがあり、バッテリーをたくさん消耗してしまうかもしれません。
⑤文字を大きくする
文字が小さくて見えづらいという場合は、極大まで大きくすることができます。
設定→ディスプレイ
フォントサイズ。下のサイズは「中」になっています。
好きなサイズを選択
極大にするとここまで大きくなります。文字の大きさは全体的に大きくなります。
⑥ロック画面に通知を表示する・しない
メールやLINEを受信するとロック画面上に送信者と件名などが表示することができますが、非表示にすることもできます。
設定→音と通知
「端末がロックされているとき」をタップ
すべての通知内容を表示する。通知をすべて表示しない。に関しては読んでその通りです。
すべての通知内容を表示すると送信者名や件名も表示されます。
プライベートな通知内容を非表示にすると送信者のアドレスは表示されますが、件名などの詳細は表示されません。また、プライベートな通知内容の非表示は本体に指紋認証やパスワードなどのロックを掛けている状態でしか設定できません。ロックを掛けていないくらいだから、プライベートな通知も見られても大丈夫だろう。ということだと思います。
⑦ホーム画面のページ数を増やす
Nexus5XのホームアプリはGoogleNowランチャーです。このGoogleNowランチャーはかなりシンプルで、ページ数もNowカードとアプリが並んでいる画面の2つしかありません。しかしホーム画面のページ数を増やすということはもちろん可能です。
ページ数を増やすにはアプリを長押しし、右の方へスワイプするだけです。
右側へアプリを移動させると3ページ目を作ることができます。
また、新しくアプリをインストールしても3枚目以降へアイコンが配置されるようになっているため、自然とページ数が増えます。
⑧Nowカードを非表示にする
GoogleNowランチャーは左へスワイプするだけでNowカードを見ることができるという仕様になっていますが、Nowカードを無効にして画面上から表示させないようにすることもできます。
GoogleNowカードを表示し、左上の「三」をタップ
設定
Nowカード
カードを表示をオフにする
もしまたNowカードを復活させたい場合のやり方はこちらに書いています。
電話に関する設定
電源ボタンで電話を切ったり、着信音を変更する方法を紹介します。
⑨電源ボタンで電話を切る
設定→ユーザー補助
電源ボタンで通話を終了。
⑩着信時にバイブレーションをオンにする
設定→音と通知
着信時もバイブレーションON
⑪着信音を変更する
設定→音と通知
着信音
タップすると音が流れるので、好きな音が見つかったらOKで変更できます。
また、着信音の下には通知音もあるので通知音を変更をしたい場合はここからできます。
メッセージの着信時や充電中にランプを点灯させる
ランプを点灯させるようにするとロック状態でも(画面が暗くなっている状態)ランプを点灯させることによって何かしらの通知があったということを知ることができます。
⑫電話やメッセージなどの着信があったときにランプを点灯させる
設定→音と通知
光を点滅させて通知をオンにする
GmailやLINEはアプリの設定で通知するという項目があるのでそこをオンにする必要があります。
Gmailを開く→設定→アカウント選択
既定の受信トレイの通知にチェックを入れる
⑬充電中にランプを点灯させる
充電中のランプ点灯はアプリをインストールする必要がありますが、まず音と通知から光を点滅させて通知をオンにする必要があります。
設定→音と通知
光を点滅させて通知をオンにする
次にNexus Battery LED lightをインストールします。
アプリを開き、バッテリー充電通知にチェックを入れます。これだけで充電中にランプは光りますが、光っている時間が短いためLED点滅にもチェックを入れLEDが発行している秒数を3~5秒くらいにすると光っているのがわかりやすくなります。
また、バッテリー量に応じて点灯する色を変更することもできるため、わざわざ画面を点灯させどれくらい充電が完了したかを確認しなくても色で判断することもできるようになります。
通知の設定
このアプリの通知は必要ない。といったいらないアプリからの通知を表示しないようにしたり、時間帯によっては通知をしないようにするという設定を紹介します。
⑭通知が必要ないアプリの通知はしない
設定→音と通知
アプリの通知
アプリの一覧が表示されるので、通知が必要ないアプリを選択します。
すべてブロックをオン(緑色)にします。これでこのアプリからの通知は来なくなりました。
⑮寝ている時間帯はメールなどの通知をしない
夜寝ているとき、ピコーンと音が鳴ったら嫌ですよね?寝ている時間帯は通知をしないように設定することができます。
下の設定ではこれから一時間は重要な通知しか表示しないという状態になっているので詳細設定をタップ。
自動ルール
平日の夜
平日の夜をオンにします。この状態は日~木の22~7時までの時間は通知が鳴らないようになっていますが、この時間帯に設定しているアラームだけは鳴るようになっているのでアラームはちゃんと鳴ります。
「平日の夜」というタイトルでも他の曜日を追加したり、減らすことも可能です。
バッテリーの設定
バッテリー容量を数値で表示したり、バッテリーを長持ちさせるための設定を紹介します。
⑯バッテリーの容量をパーセンテージ表示する
初期状態ではバッテリーの容量が数値で表示されていません。ステータスバーからクイック設定ツールを開くと見ることができますが、常に数値で表示することも可能です。
ステータスバーを下にスライドさせクイック設定ツールを表示すると右上に歯車のマーク(設定)が表示されるので、3~5秒くらい長押して離します。
指を話した瞬間に「システムUI調整ツールを設定に追加しました」と表示されます。
設定の一番下を見るとシステムUI調整ツールが表示されているのでタップ
内蔵電池の残量の割合を表示するをオンにする
右上のバッテリーマークに残量が表示されました。(わかりやすいように右上だけを拡大しています)
⑰必要ないアプリを停止してバッテリーを長持ちさせる
設定→電池を表示するとバッテリーを消費しているアプリがわかります。その中にほとんど必要としていないのにバッテリーを消耗しているアプリがあれば停止するとバッテリーの消費を防ぐことができます。
設定→電池
上から順番にバッテリーを消費しているアプリが並ぶので、バックグラウンドで動いているようなアプリがあればタップします。
アプリを停止またはアンインストールします
あくまで使用していないアプリを強制停止します。よく使っているアプリがバッテリーを消費しているのは当たり前なので、全然使っていないアプリがこの一覧に表示していて結構電池使ってるなぁ…と感じるようなアプリがあれば強制停止してください。また、全く必要がないようなアプリであればアンインストールするのが一番良いです。
⑱バッテリーが危機的状況になったときにバッテリーセーバーを有効にする
バッテリーセーバーを有効にするとパフォーマンスが抑えられ、バイブレーションやGPSやデータの同期などもオフになり、バッテリーの消費を抑えます。
設定→電池
右上の「︙」
バッテリーセーバー
オンにする
バッテリーセーバーが有効になると上下がオレンジ色になります。
バッテリーセーバーを無効にするには、ステータスバーからオフにする画面を表示します。
セキュリティ設定
指紋認証の指の追加や、特定の条件でロックをしないような設定の紹介です。
⑲指紋認証の指を追加する
初期設定で指紋の登録があるので、最初に利き手の人差し指を登録することが多いと思いますが、逆の手の人差し指なども登録しておくとロック解除が便利です。
設定→セキュリティ
Nexus Imprint
指紋を追加
指紋認証以外でロック解除する方法にPINコードを設定している場合はPINコードの入力します。もしパスワードの場合はパスワードを入力してくださいという画面が表示されます。
次に指紋を登録する画面が表示され、登録したい指で何度か指紋認証センサーをタッチします。
登録が完了しました。
両手の人差し指を登録しておくことで、どちらの手で持っても指紋認証でのロック解除ができるようになりました。
⑳指紋認証でアプリを購入出来るように設定する
指紋認証はロック解除以外にもPlayストアからアプリや映画や本を購入する際の認証としても使用できます。
Playストアを開く→左側からメニューを開き→設定
指紋認証にチェックを入れる
Googleアカウントのパスワード入力が求められるのでパスワードを入力すると指紋で購入の認証をすることができるようになります。
㉑条件を指定して、ある条件下ではロックを掛けないようにする
例えば自宅にいるときはロックをする必要がないという人もいると思います。そういった場合のある条件に当てはまる場合はロックを掛けないようにすることができます。
設定→セキュリティ
Smart Lock
Smart Lockをタップると現在設定しているパスワードを入力する画面が表示されるので、パスワードを入力すると下の画面が表示されます。
▶自宅に居るときはロックを掛けないようにする
信頼できる場所を開くと、自宅をGoogleマップに登録している場合は自動で自宅の住所が表示されるので、この位置情報を有効にするをタップするとその場所にいるときはロックがかかりません。
また、手動で場所を選択したい場合は、信頼できる場所を追加をタップするとマップが表示され、追加することができます。
ポイントを動かして、この場所を選択
▶持ち運び検知機能をオンにする
次にロックを解除したままポケットなどにいれて持ち運んでいるときはロックを掛けないようにするには、持ち運び検知機能をオンにするだけです。
㉒電源ボタンで画面を暗くした後に何秒後にロックを掛けるかを設定する
電源ボタンを押して画面を暗くした後に、あっあれを確認してなかった!と思い出しもう一度電源ボタンを押したらロックが掛かっていて、指紋認証やパスワードを入れるということが多い人は、電源ボタンを押した直後にロックを掛けるのではなく、数秒後にした方が良いと思います。
設定→セキュリティ
自動ロック
好きな時間を決める。また、Smart Lockで自宅にいるときはロックを掛けないというような設定をしている場合はロックしません。
データのバックアップに関する設定
スマートフォンが突然壊れてしまったり、水没して起動しなくなったりしても常にデータをクラウドに保存していれば安心です。
㉓インストールしたアプリやWi-Fiのパスワードや通話履歴などをバックアップする
設定→バックアップとリセット
データのバックアップ
データのバックアップをオンにする。
このデータはGoogleドライブに保存されるようになっていますが、Googleドライブの容量には加算されません。そしてGoogleドライブ内にフォルダが作成されるわけではありません。
㉔撮った写真を自動でバックアップする
設定→Google
Googleフォトバックアップ
オンにする。
初期状態ではWi-Fiに接続している状態のみバックアップするようになっているため、写真を撮ったらすぐにバックアップするわけではないので、モバイル通信の使用量を気にする必要はありません。
㉕さまざまなGoogleのサービスをバックアップする
Chromeに保存しているブックマークやGmailなどをバックアップする設定です。
設定→アカウント
バックアップを取りたいサービスをオンにする
その他の設定
㉖電源ボタン2回押しでカメラを起動する
画面がロックされている状態でも、ブラウザを開いている時でも電源ボタンを2回カチカチと押すとカメラを起動することができます。
設定→ディスプレイ
電源ボタンを2回押してカメラを起動。カメラの起動も素早いのでかなりこの機能は便利です。
㉗アルファベット入力時はQWERTY入力にする
設定→言語と入力
Google日本語入力
ソフトウェアキーボードの詳細設定
英字入力はQWERTYにチェックを入れる
㉘GPSの精度を上げる
もしGPSの精度が悪かったら試してみてください。
設定→位置情報
モード
高精度を選択する
㉙ドコモのメールを使えるようにする
ドコモのアドレスをNexus5Xで使えるようにするためにメールアプリをインストールします。特にこのメールアプリでないといけないということはないのでPlayストアから好きなアプリをインストールして大丈夫です。
今回は、myMailというアプリを使用してドコモのアドレスをNexus5Xで送受信する方法を紹介します。
myMailをインストールし、開くとEメール追加の画面が表示されます。この一覧の中にはドコモメールは無いので「その他のメール」をタップします。
メールアドレスとパスワードを入力します。メールアドレスは「○○○@docomo.ne.jp」と@の後ろも入れます。そしてパスワードですが、このパスワードはdocomoID(2015年12月1日からdアカウントへ変更)で使用しているパスワードを入力します。
もしdocomoIDのパスワードがわからない場合はドコモの回線に接続できているスマートフォンから調べることが可能です。
メールアドレスとパスワードを入力をしてサインインすると完了です。
㉚長押しの時間を変更する
長く押したつもりがないのに長押しをしてしまう場合やもっと早く長押しまでの反応を早くしたいというときに設定を変更してください。
設定→ユーザー補助
押し続ける時間
好きな時間を選択
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