Windows10の自動アップグレードはクレーム多発しているのにAndroid OSのアップグレードは喜ばれる理由
Windows7やWindows8.1にアップグレードの日程が自動で設定されていて、勝手にWindows10になっていて激おこしている人が多くいます。
同じくAndroidも対象の機器であればAndroid6.0へのアップデートが自動で行われます。(正確にはアップデート実行をタップしなければいけませんが)Windows10へのアップグレードは拒否反応を起こす人が多いのにAndroidOSのアップデートは待ちに待っていた!という人が多いのはなぜでしょうか?
拒否されるか喜ばれるかの最大のポイントは「できていたことができなくなる場合がある」ということにある
OSのアップグレードによりどちらも共通していることはできることが増えるということです。
Windows10では「コルタナ」という機能が追加され、音声検索ができるようになりました。そしてデスクトップを分けて使うことができる「仮想デスクトップ」など新機能が追加されています。
Android6.0では「Now on Tap」というホームボタンを長押しすることによって現在開いている画面を元に、検索候補を表示してくれる機能が追加されています。
このようにこれまでになかった機能が追加されるということは共通していますが、最大のポイントは「これまでできていたことがアップグレードしたことによってできなくなるものがある」ということです。
▶Windows10にアップグレードしたことによってできなくなった主な事例
・TV対応パソコンでTVが見れなくなった
・DVDが再生できなくなった
・古いプリンタが対応しなくなってしまった
・インストールしたアプリがWindows10に対応していない
など、インストールしたソフトやプリンタが使えなくなってしまうということが多発しています。
しかし、Androidの場合OSのアップデートをしたとしても、インストールしているアプリが使用不能になるということはほとんどありません。
Android5.0 Lolipopが配信された当時、ドコモのdビデオ(現dTV)が数ヶ月対応しなかったということがありましたが、基本的にはOSのアップデートをしてもインストールしているアプリが使用不能になるということはほとんどないという状況です。
そして、ユーザーインターフェースが変わるという点
Windowsの場合OSが変わるとユーザーインターフェースが変わり、使い方が変わってしまうということも大きな点です。
特にパソコン初心者に多いのですが、実際にはそんなに大きく変わってはいませんが、多くの人がOSが変わったことによって「全然画面が違うのでわからなくなった」という人が多くいます。
しかし、AndroidOSの場合OSが5.0から6.0に変わったとしても使い方やユーザーインターフェースは基本的にほとんど変わりません。そのためアップデートしたからといって現状とほとんど変わらずに使うことができるのです。
最後に
Windowsの場合アップグレードすることによって、使えてたソフトなどが使えなくなったり、使い方が変わってしまうという点があるため拒否反応を起こされる事が多いですが、Androidの場合、使い方はほとんど変わらず、今まで使えてたアプリが使えなくなるということがほとんどないという点が拒否されるか歓迎されるかの違いではないでしょうか。
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