失くした物やスマートフォンをすぐに見つけることができる「Qrio Smart Tag」が届いたので早速使ってみた
Qrio Smart Tagはクラウドファンディングサイト「Makuake」で目標100万円のところ、約2400万円を集めた人気のデバイスで、2016年9月頃の発送ということでしたが少し遅れ、昨日(11月17日)に到着したので実際に使ってみました。
Qrio Smart Tagとは
Qurio Smart Tagは鍵や財布、バッグなど大切なものに取り付けスマートフォンとBluetoothでペアリングすることによってQurio Smart Tagとスマートフォンが離れたときにスマートフォンに通知をしてくれ、失くし物や忘れ物を防ぐことができるというデバイスです。
Qurio Smart Tagにはスピーカーが内蔵しているためスマートフォンからQurio Smart Tagを鳴らすことができます。そのためQurio Smart Tagを取り付けた財布などが部屋のどこに置いてしまったのかわからなくなったときに探しやすくなります。
また、Qurio Smart Tagにはボタンが付いていて、そのボタンを押すことによって遠隔でカメラのシャッターを切ったり、スマートフォンを鳴らしたりすることも可能です。
Qurio Smart Tag開封
文庫と同じくらいのサイズの箱です
本体・スタートアップガイド・ボタン電池・鍵などに取り付けるためのリング・ドライバー・予備のネジが入っています。
表にはボタンが付いていて、1回、2回、長押しでスマートフォンの操作の割当をすることができます。
裏側のカバーを付属のドライバーで開けることができます。
裏のカバーを外すと電池を入れたり、ストラップを取り外したりすることができます。
スマートフォンとの大きさ比較
ストラップは完全に取り外すことができます。
通常のストラップを取り付けることも可能です。
もちろん付属のリングを取り付けることも可能
電池は裏表がありますが、裏表を間違っていれば中に入らないため間違って入れてしまうということはありません。
設定方法
Qurio Smart Tagのアプリをインストールします。
右上の「+」をタップ
登録を始めるをタップ。Qurio Smart Tagのボタンは押さなくても反応しました。
スマートタグが検出されました。の画面が表示されたら「検出されたスマートタグ」をタップ
OKをタップすると、接続されたQurio Smart Tagの音が鳴ります。
音が鳴ったら登録します。
スマートタグのなまえは、取り付ける物の名前を付けておくとわかりやすいと思います。
設定が完了しました。
OKをタップすると、Quiro Smart Tagがある位置をマップで確認することができます。
Qurio Smart Tagでスマートフォンを操作するには、右上の「︙」からスマートタグの設定を行います。
リモコン設定
Qurio Smart Tagのボタンを押すことで、スマートフォンを操作することができ、以下のように3パターンから選ぶことができますが、現在は「カメラのシャッター」「スマホを鳴らす」の2通りの操作しかできません。少し反応が遅いため、反応が遅いなぁ…と思って、もう一回押してしまうと1回押しと2回押しがごっちゃになるため、1回押しとボタン長押しの設定がわかりやすいのではないかと思います。
Qurio Smart Tagのボタンを2回押してスマートフォンを鳴らしています。
通知設定では、初期状態で手元から離れたときにスマートフォンに通知が来るように設定されています。通知スケジュールで何曜日の何時頃に通知をするという設定もできます。
ホーム画面からカメラを起動したり、Qurio Smart Tagを鳴らすことができます。またボタン操作でもカメラの起動は可能です。例えば2回押しでカメラシャッターという設定にしていれば、Qurio Smart Tagのボタンを2回押しすることでカメラが起動します。
使ってみた感想
良い点
Qurio Smart Tagとスマートフォンが離れたら通知をしてくれるというのも便利なのですが、一番便利なのはスマートフォンから音を鳴らすことができるというところです。部屋のどこにスマートフォンを置いたか忘れてしまうということがあるので、その都度他のスマートフォンから音を鳴らすということをやっているのですが、鍵や財布はそうはいきませんでした。
カギどこにやったっけ?と探すたびにカギから音を鳴らすことができればなぁ。といつも思っていたのでそれが実現できるようになったのは非常に物探しがラクになりそうです。いつも置く場所を決めておけばいいだけの話ですが…
悪い点
遠隔でスマートフォンのカメラのシャッターを切ることができるのですが、ボタンを押して10秒かかる場合もあれば、2~3秒で反応することもあるというタイムラグがすごくあるので、Qurio Smart Tagをカメラのシャッターを切るボタンとして使うにはまだ実用的ではありませんでした。
また、位置情報の取得を10分毎に行うと非常にバッテリーの消費が激しくなるため、1時間もしくは手動での取得にした方がいいと思います。
Qurio Smart Tagで今後できること
将来的にはアップデートによって追跡機能が追加になるようです。
追跡機能が追加されれば、子供のバッグに取り付けることで子供の帰りが遅いときも、迷子になった時にも安心です。子供の居場所を知るために子供用のケータイなどを持たせるということもできますが、月々の通信料がかかってしまいます。
しかし「Qrio Smart Tag」は通信料は発生しないため、気軽に子供に持たせることができます。
最後に
Qurio Smart Tagで非常に便利だと思っているのは、部屋のどこに置いたかわからなくなったときに、スマートフォンからQurio Smart Tagを鳴らすことができるという機能です。これで探す時間が非常に短くなることでしょう。
現在Makuakeでは募集は終了しましたが、Amazonでは予約が可能となっています。忘れ物や失くし物が多い人にはおすすめです。
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ツイター復帰をお願い致します。住吉英夫です