名刺スキャン・管理アプリ「Wantedly People」のクオリティの高さに衝撃!名刺の管理が超絶ラクに!
みなさん名刺の管理はどうされていますか?名刺のアドレスや電話番号をPCやスマートフォンに入力・保存した後、名刺ファイルや回転式の名刺ホルダーに入れているという方も多いのではないでしょうか?
そんな面倒な作業を写真を撮るだけで管理してくれる「Wantedly People」というアプリを使ってみたのでレビューをしていきたいと思います。
「Wantedly People」とは
Wantedly Peopleは名刺を撮影すると、会社名・役職・電話番号・住所・FAX番号・メールアドレスなど名刺に記載されているデータを文字データとして認識し、電話帳のような形で保存・管理してくれるアプリです。
今までこういったアプリはたくさんありましたが、Wantedly Peopleの凄いところは認識率の高さです。
撮影から数秒でデータ化してくれる
名刺を認識すると、「○」が表示され、例えば5枚名刺を認識すると「○」が5つ表示されます。ただし1枚の名刺で2つの○が表示されるような誤認識をすることもあるため、そういった場合は別に分けてその名刺だけを撮るようにすれば、問題なく認識されます。
そして名刺をアプリ内カメラで撮影すると数秒で文字データ化してくれ、アルファベットで「ICHIRO SUZUKI」などと読み方が記載されている名刺であれば、それも認識し五十音順に並べてくれます。また、同時に10枚まで撮影でき、10枚同時に登録することも可能です。
撮影した名刺は登録前に確認できるため、もし間違って登録されているようであれば削除し再度撮り直します。
一度に10枚まで同時撮影し登録することができますが、やはり10枚となるとある程度引いて撮影しなければいけないため誤認識も出てきます。とくにメールアドレスの「co.jp」などドットの部分が表示されていないということが起こります。
そういった場合は、1枚だけ接写で撮るようにすれば正確に登録できます。
Wanted Peopleのここがすごい!
認識の速さ
撮影して2~3秒で名前、電話番号、住所などを認識してくれます。2~3枚同時くらいであればほぼ正確に認識してくれるため、たくさんの名刺を一度に登録するのも素早く登録可能です。ちなみに僕は50枚ほど登録したのですが、10分ほどで完了しました。
手書きの電話番号も認識してくれる
手書きで携帯の番号を記入していた名刺ですが、ちゃんと手書きした電話番号も間違いなく登録されていました。会社の電話番号は記載されていても携帯番号は記載されていないという名刺もありますが、自分で手書きで書いておけばそれも認識してくれます。
ただし、全て手書きで書いた紙は反応しませんでした。
TELとFAXも認識してくれる
「TEL:03-0000-0000」「FAX:03-1111-1111」のように記載されている名刺でも、TELとFAXの欄はしっかり区別されて登録されます。もちろんここから電話やメールを送ることが可能です。
名刺の画像も「縦と横」しっかり認識する
縦と横の名刺どちらも認識し、縦の名刺は縦でしっかり表示してくれます。
これのすごいところは縦の名刺を横にして撮ったとしても、縦の名刺として認識してくれるところです。そのため、縦の名刺は縦に置いて撮影ということをしなくても、縦名刺も横名刺も関係なく同じ方向を向けてまとめて撮ることができます。
名刺をショートメールやLINEなどで共有可能
あの人の連絡先教えて!と同僚や上司に言われたことはありませんか?そのたびに名刺を貸すということをしなくてもショートメールやLINEでその名刺を共有することができます。
Wanted Peopleのここがダメ!
難しい漢字になると認識しない
感じの画数が多い難しい漢字になると、認識されないか他の漢字になってしまいました。
ちなみに「麓」が「店」になりました。
ただし、
人工知能と機械学習を用いて画像情報・文字情報を解析しているので、データを認識・マッチング率が読み込めば読み込むほど賢くなります。
ということなので、このアプリを使い続けていると認識率がアップしてこういった誤認識が減ってくるかもしれません。
10枚まで同時撮影できるが、実際10枚は厳しい
10枚同時に撮影すると、少し離れて撮影しなければいけないため、間違って登録されることが多くなります。そのため同時に撮影するのは3枚くらいがいいのではないかと思います。ただ2枚でも同時に撮れるということは凄いことですが…
最後に
名刺管理アプリもここまで来たかという印象です。以前もこういった名刺管理アプリを使ったこともありますが、文字認識の不正確さにまるで使い物になりませんでした。しかしWantedly Peopleでは難しい漢字でなければ、ほぼ完璧に認識してくれます。
名刺ファイルでは五十音順に並べていくのも大変ですし、名刺を見ながら電話を掛けるという作業も面倒です。自分の名刺も撮影して保存できるのでこれからは紙の名刺の交換ではなく、アプリで名刺交換という時代が一般的になるかもしれませんね。
関連記事
・失くした物やスマートフォンをすぐに見つけることができる「Qrio Smart Tag」が届いたので早速使ってみた
・紙の写真をスキャンできるGoogle公式アプリ「PhotoScan」ですべての写真をGoogleフォトに保存できるようになった
コメントはこちらからお願いします