ドコモからLINEモバイルに乗り換えて2週間使ってみた感想。スマホ代が月2,000円になりました
これまでドコモでスマホを利用していたのですが、MNPを利用しドコモからLINEモバイルに乗り換え、月々のスマホ代の基本料が6,500円から1,690円になり、通話料を含めても約2,000円となっています。
通話料を含めても4,000円近く月々のスマホ代を節約できることができるようになりましたが、実際に使ってみた感じが悪くなるようであれば安くなったとは言ってもあまり意味がありませんが、結論から言うとドコモ時代と何も変わりませんでした。
LINEモバイルでは3GBプラン音声通話SIMの「1,690円」で契約
LINEモバイルでのプランはLINE・Twitter・Facebook・Instagramがカウントフリーで利用できる「コミュニケーションフリープランの3GB」で契約をしています。
格安SIMの3GBプランの相場は1,600円となっているため、他の格安SIMと比べてもLINEモバイルは安いというわけではないのですが、LINEやTwitterなどのSNSアプリをどれだけ利用してもデータを消費しないというメリットがあり、万が一契約のデータ容量を使い切って速度制限がかかったとしてもカウントフリー対象のアプリは高速で利用できるというメリットもあります。
これらのアプリを頻繁に使うというわけでもないのですが、他の格安SIMの3GBプランと比べても90円しか変わらないため、一応普段使っているアプリがカウントフリーになるならいいかという軽い気持ちで契約をしました。
そして月々の使用料は1,690円の基本料金に加え通話料となりますが、基本的な連絡はLINEのためほとんど通話はしていません。そのため月額使用料は約2,000円となっています。ドコモ時代から比べると約4,000円安くなりました。
LINEモバイルを使ってみた感想
LINEモバイルで利用しているスマホはドコモで購入したXperia X Performanceです。LINEモバイルはドコモ回線を利用しているため、ドコモから購入したスマホはSIMロック解除をすることなく設定さえすればそのまま利用することができます。
そのため、ドコモからLINEモバイルに乗り換えたことによって使い方が変わることや今までできていたことができなくなったということは基本的にはありません。
しかし、ドコモを解約したことによって以下のことができなくなりました。
ドコモを解約したことによってできなくなったこと
1.@docomo.ne.jpのメールアドレスが使えなくなった
ドコモのメールアドレスが利用できなくなったということに関してはスマホを使い始めたときからメインのアドレスはGmailのため全く不便は感じません。むしろドコモのメール宛に迷惑メールが非常に多かったため、ドコモメールが使えなくなったことにより迷惑メールが無くなったメリットの方が大きいと思っています。
2.かけ放題が利用できなくなった
これまでドコモでの契約プランは以下のようにしていました。
カケホーダイ(2,700円)+データ2GBプラン(3,500円)+spモード(300円)=6,500円
2,700円のかけ放題は国内通話であれば無制限で通話料が無料になるプランです。そのためドコモ時代は全く通話時間は気にしていませんでした。
しかしLINEモバイルには5分かけ放題オプションはおろか、通話料半額アプリもありません。LINEモバイルはLINEの音声通話もカウントフリーで利用できるため、LINEの音声通話であれば通話料もデータ通信量も気にせず利用する事ができるのですが、通常の通話料に関しては「30秒20円」になってしまいます。
しかし通話自体もそこまでしていなかったため、月に数千円の通話料になるということもありませんが、LINEモバイルに変えてからは通話をしているときに「今通話料かかっているんだな」と考えるようになったという心理的な変化はあるのですが、それでも全体的なスマホ代を考えると大幅に安くなっているので、特に問題だとは考えていません。
3.キャリア決済が利用できなくなった
以前別の記事でドコモのポイントを利用して買い物をする方法という記事を紹介しましたが、ネットで買い物をする際にクレジットや代引きなどに加えドコモの利用料金と合算して決済できるキャリア決済が利用できていましたが、ドコモを解約したことによって利用できなくなりました。
しかしほとんどの場合クレジット決済をしていたため、これもあまり痛手はありませんでした。
参考記事
・機種代・修理代だけじゃない!ドコモのポイント「dポイント」の使い道まとめ
問題の通信速度は?
LINEモバイルはドコモの回線を借りて運営していて、他の格安SIMと共有で設備を利用しているため、混み合う時間帯になると通信速度が遅くなってしまうというデメリットがあります。
格安SIMに乗り換えたことによって、通信速度が遅くなって使いづらくなってしまうかもしれないというのが一番のネックになり乗り換えを躊躇しているという方も多いのではないでしょうか?
そこでLINEモバイルの通信速度を計測してみました。
これは池袋駅の地下鉄内で通信が混み合い始める平日の夕方「18時36分」に計測した速度です。ダウンロード「21.74Mbps」、アップロード「13.26Mbps」と全く問題ありません。
何度か計測をすると、ダウンロード「8Mbps」などということもありましたが、ネットを使用する分には全く問題はありません。LINEモバイルはサービスを開始したばかりでユーザー数も少ないということもあるでしょうが、混み合っている時間帯でもドコモ時代と全く変わらず、問題なく利用できています。
通話料を抑えるために「いつでも電話」を利用
LINEモバイルには「いつでも電話」というアプリがあり、通常の通話料30秒20円が30秒10円で通話することができます。
このアプリの利用料は無料となっているため、LINEモバイルを使っている方が使わない手はありません。そのためこれからは電話をかけるときはいつでも電話アプリを利用して電話をかけることにしています。
いつでも電話は、通常の電話回線を利用しているため、電話番号が変わったり音質が悪くなったりということはありません。そしてこのアプリは電話をかけるアプリのため、着信時は通常の電話アプリで着信します。
しかし着信履歴はいつでも電話アプリにも残るため、着信履歴からかけ直すということもできます。
アプリを起動すると、スマホに登録している電話帳が表示される
通話をたくさんする方は10分かけ放題もある
もしたくさん通話をする方であれば月額880円の10分かけ放題オプションもあり、このオプションも「いつでも電話」を使って電話をかけることになるため、10分間は無料そして10分を超えても30秒10円という通話料になります。
最後に
月々の料金が大幅に安くなって、使用感は全く変わらないという良いことばかりですが、スマホはこれまでXperiaをずっと購入してきています。現在Xperiaのフラッグシップモデルは大手キャリアからしか販売されておらず、iPhoneのようにメーカーのサイトからSIMフリー機を購入できません。
そのためドコモを解約したことによってこれから発売される国内版のXperiaを購入できなくなる可能性があります。
SONYストアでSIMフリーのXperiaを販売してくれるのであればそれが一番なのですが、これからはEXPANSYSという海外製品を日本向けに販売してくれるサイトから海外版のXperiaを購入するか、SIMフリー機で有名なZenFoneを購入するかもしれません。
気がかりはXperiaのことだけですが、月々のスマホ代が4,000円ほど安くなって年間で計算すると48,000円は節約できるので、浮いたお金でまた別のスマホやタブレットなどを買おうかと思っています。
[追記]Xperia XZ1の海外版を購入して使ってみましたが、特に問題なく使えました。
・グローバル版Xperia XZ1を購入するメリット・デメリット
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