Android8.0が発表になり、注目のコードネームは「Oreo」に決まりました。

そして機能面ですが、目新しい新機能はありませんが、2つのアプリを画面上に同時に並べて表示できるマルチウィンドウを小窓で表示できるなど、また少しAndroidの使い勝手が向上しました。

それでは、今回追加された5つの注目の新機能を紹介したいと思います。

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①マルチウィンドウが小窓表示可能に

Android7.0から利用できるようになったマルチウィンドウは、2つのアプリを画面上に並べて表示できるという機能で、YouTubeで動画を見ながら検索するなどということが可能になりました。

しかしこの機能の欠点はYouTubeやSkypeなどを利用した際に、作業する側のウィンドウサイズが小さいということでした。

タブレットのように大きな画面であれば問題ありませんが、やはりスマホの画面では小さい画面にさらに半分に表示されたサイズのアプリでスケジュールを確認したり、検索をしなければいけませんでしたが、Android8.0 Oreoでは片方のアプリを小窓表示できるようになり、ビデオ通話をしながらでもスケジュール確認など、他のことがやりやすくなります。

②アプリに簡単にログインできる「オートフィル」

Chromeなどのブラウザでは当たり前にある「オートフィル」がアプリにも対応します。

オートフィルとは、以前ログインしたことがあるサイトのID・パスワードがブラウザに保存されるため、2回目以降のログイン時に再度ID・パスワードを入力しなくてもログインできるという機能です。

上の画像ではツイッターのログイン画面で、以前ログインしたことがあるIDをタップすることでID・パスワードが自動入力されるためわざわざ入力する必要が無くなります。

③アイコンのサブメニュー表示

ホーム画面に配置しているアプリを長押しすると、そのアプリのサブメニューが表示されるようになります。

この機能はAndroid7.1ですでに追加された機能ですが、主にGoogleが開発したアプリが対象になっていて、その他のアプリでこの機能が利用できるアプリはごくわずかでした。

参考記事：Nexus5XがAndroid7.1になって変わったこと。アプリ内ショートカットとアプリ一括削除が便利！

例えばツイッターでツイートしたい場合、これまではツイッターアプリを開き、ツイートボタンをタップし、ツイートするという流れですが、ツイッターアプリを長押しすることで「ツイート」のサブメニューが表示されるため、そこからダイレクトにツイートの画面を表示することができるようになります。

すべてのアプリが対応するかはわかりませんが、この機能の追加によってムダな工程を省くことができるようになります。

④「Copy-Less-Paste」でコピペが簡単に

これまで文字をコピーするには、その文字の上を長押ししコピーしたい文字を選択する必要がありましたが、ダブルタップだけで最適な範囲を自動で認識してくれるAIによってさらにコピーしたい箇所の選択が楽になりました。

また、コピーする文字列が住所だった場合、Googleマップで表示する。アドレスだった場合はGmailで開くというメニューも表示されるようになります。

⑤アプリをインストールしなくてもお試しできる「Android Instant Apps」

このアプリどんなアプリだろう？と思った時はレビューを見て評価が高かったらインストールしてみるという人も多いのではないでしょうか？

ゲームアプリの場合、試しにインストールしてやってみようと思ってもオープニングが長く、肝心のバトルの場面までかなり時間がかかってしまうということも珍しくありません。

そんな時に便利な機能が、Android Instant Appsです。

この機能の登場により、アプリをインストールすることなくどのようなアプリなのかをお試しすることができるようになります。

その他機能

その他には、バッテリーの持続時間が向上、そしてGoogle Playからインストールするアプリがより安全に利用できるように不正なアプリを事前にスキャンしてくれています。

また、絵文字も新たに追加されました。

最後に

今回追加される機能に目新しい機能はありませんでしたが、さらにAndroidが使いやすくなるのは間違いないでしょう。

Android8.0 OreoはPixel、Nexus5X/6Pに近日公開される予定です。

・Android8.0 Oreo

https://www.android.com/versions/oreo-8-0/

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