デスクトップPC(Windows10)の画面を2つのモニターに表示するデュアルモニター設定方法
PCの画面を2つのモニターに表示する「デュアルモニター」には、同じ画面を映す「複製」と画面を広げる「拡張」の2つの方法があり、目的別に使い分けるのですが、作業用に使用するPCであれば「拡張」を利用することになります。
画面を拡張することで、1つ目のモニターで作業をしながら、2つ目のモニターで調べものができますし、一時的に別の作業に移る場合にもわざわざ画面を切り替える必要がないという点でも作業がしやすくなります。
また、Windows10ではデュアルモニターにする方法が非常に簡単なため、2台目のモニターを買ったけど設定が難しくてできなかった…ということも無いでしょう。そこで、今回はWindows10をデュアルモニターにする方法とデュアルモニターにするために必要なものを紹介します。
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デュアルモニターにするために必要なもの
Windows10をデュアルモニターにするために必要なものは以下の3つだけです。
①PC×1台
②モニター×2台
③PCとモニターを接続するケーブル×2本
しかし、PCとモニターを接続するためのケーブルは主に3種類あります。
PCとモニターを接続するケーブルは主に「DVI」「HDMI」「VGA」がある
最近のPCやモニターは「HDMI」が主流になっていますが、「VGA」や「DVI」も同時に搭載しているPCやモニターがほとんどなので、これらのケーブルを併用することで2つのモニターに映し出します。
◆DVIケーブル
DVIに関しては「DVI-D」と「DVI-I」の2つの規格がありますが、ほとんどの場合「DVI-D」が使用されています。
DVI-DとDVI-Iの違いについて。ELECOMディプレイケーブルの解説より
◆HDMIケーブル
◆VGAケーブル
ここで注意点ですが、PC側は3種類のケーブルに対応していてもモニターが対応していないという場合もあるため、モニターを購入する際にはどのケーブルに対応しているかを確認しておきましょう。
ちなみに、こちらの下の画像のモニターは現在僕が使用しているものですが、DVI・HDMI・VGA全てに対応しています。
このようなモニターです。
そしてもう1台のモニターは10年近く使っているモニターで捨てようかどうしようか迷っていたものですが、試しにデュアルモニターにしてみようと思って使ってみたところ非常に使い勝手が良かったのでそのままずっと捨てずにサブモニターとして使っているもので、DVIとVGAに対応しています。
PCとモニターの接続と設定方法
PCとモニターを接続するのは非常に簡単で、このようにケーブルを使い分けて、各モニターに接続するだけです。
ケーブル接続後、画面を拡張する
PCとモニターの接続が完了したら次に設定を行うのですが、こちらも非常に簡単です。
①デスクトップの何も無いところで右クリック→②ディスプレイ設定
複数のディスプレイで「表示画面を拡張する」を選択します。
するとこのように2つのモニターにPCの画面が表示されます。(左のモニターにブラウザ、右のモニターにPhotoshopを開いている)
このように、開いているソフトをドラッグすることで2つのモニター間を行き来できるようになります。
そして「拡張」以外にも「複製」というのがあるのですが、こちらは2つのモニターに同じものを表示するという機能で、自分以外の人に自分が見ている画面を見せたい場合に使用します。
使用イメージとしては、対面型の接客のときでしょうか?
お客さんにテーブルの向こう側に座ってもらって、2台目のモニターをお客さん側に向けます。自分はメインのモニターを操作して、お客さんには2台目のモニターを見てもらうことができます。
最後に
Windows10ではデュアルモニターにする方法が非常に簡単になり、複雑な設定も必要ありませんので、デュアルモニターにできる環境がある方はデュアルモニターを試してみてはいかがでしょうか?
1つだけのモニターで作業をするのと2画面で作業をするのでは格段に作業効率が違います。
一度デュアルモニターにしてしまうと、シングルモニターにはもう戻れないというほど非常に便利ですよ。
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