これを設定すればPixel4が快適になる30の便利設定まとめ
Pixel4の設定アプリから設定できる機能を紹介します。
中には初期設定でONになっているものもありますが、それらの機能がどういう役割を果たしているかを知っていなければ高性能なスマホであるPixel4の宝の持ち腐れとなってしまいます。
そこでPixel4に搭載されている便利な設定を紹介していきますので、自分には必要ないというものはOFF、ONにすると便利だなと思うものはONにして今よりさらに快適にPixel4をお使いいただければと思います。
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画面表示に関する設定
①アンビエントEQ
一般的なスマホには周りの明るさに合わせてスマホの画面も明るくなったり暗くなる機能が付いています。
もちろんPixel4にもその機能は付いているのですが、それに加え周りの環境に合わせてスマホの画面の色を自動調節してくれるアンビエントEQという機能も付いています。
このアンビエントEQをONにすると周りが暗くなるほどスマホの画面の色が赤っぽくなり、目に刺激を与えにくい画面色になるので、暗いところでPixel4を使っていて目が痛いなと感じる方はアンビエントEQをONにしてみてください。
設定→ディスプレイ→アンビエントEQ
②スクリーンアテンション
通常Pixel4の画面に一定時間タッチしないと自動的に画面が暗くなりますが、スクリーンアテンションをONにすることで前面カメラで画面を見ているかどうかを検出しているため画面を見ているときは画面が暗くなりません。
設定→ディスプレイ→スクリーンアテンション
スクリーンアテンションをONにする
③デバイスを持ち上げて通知をチェック
Pixel4を持つと画面が点灯しロック画面が表示されます。もしLINEやメールが届いているとここで確認できるのですが、それ以外にもここをONにしておくことで顔認証での画面ロック解除がスムーズにできるのでONにしておくことをおすすめします。
顔認証で画面ロック解除をするには、まず画面が点く必要があるのですがここをONにしていないとわざわざ電源ボタンを押す必要が出てきます。
その点、持つだけで画面が点けばあとは顔の前に持ってくるだけでロック解除ができるのでかなりラクにロック解除ができるようになります。
設定→ディスプレイ→ロック画面表示→デバイスを持ち上げて通知をチェック
ONにする
④ロック画面の表示を常にON
Pixel4の画面を常にONにして通知をすぐに確認できるようにする機能ですがバッテリー消費が多くなるため、この設定はOFFにすることをおすすめします。
設定→ディスプレイ→ロック画面の表示→常にON
⑤スマートフォンをタップしてチェック
Pixel4の画面をタッチするとロック画面が表示され通知を確認できます。また、床やテーブルにPixel4を置いたまま顔認証でロック解除するときに画面をタッチしてロック画面を表示して顔を正面に持ってくるとロック解除されるので、顔認証でのロック解除にも役に立ちます。
設定→ディスプレイ→ロック画面の表示→スマートフォンをタップしてチェック
⑥スタイルと壁紙でデザインを変更
壁紙やフォントサイズを変更できるのはそれほど珍しくありませんが、Pixel4ではそれらの変更に加えWi-Fiやバッテリーアイコンなども自分の好きなデザインに変更することができます。
設定→ディスプレイ→スタイルと壁紙
ここでは元々用意されたスタイルから選ぶこともできますが、カスタムから自分が好きな組合せでスタイルをつくることができます。
好きなフォントを選びます。
次に好きなアイコンのデザインを選びます。
次に好きな色を選びます。
アプリの形状を選びます。
最後にこのスタイルに名前を付けて完了です。
操作に関する設定
⑦スムーズディスプレイ
スムーズディスプレイをON(60Hz→90Hzに変更する)にすることで、画面がiPhone並みにスムーズにスクロールすることができます。
これをONにするとバッテリーの消費量も少し多くなりますが、それ以上に価値がある設定ですので是非ONにしてみてください。カクつきがほぼ無くなります。
設定→ディスプレイ→スムーズディスプレイ
スムーズディスプレイをONにする
⑧Active Edge
Active EdgeとはPixel4の下の部分をギュッと握ったときに音声検索ができるGoogleアシスタントを起動する機能です。
また、ギュッと握ってアラーム音や着信音を消音することも可能です。
設定→システム→ジェスチャー→Active Edge
⑨システムナビゲーション
システムナビゲーションはホーム画面に戻ったり、アプリの切り替えをする際の操作方法の変更ができます。
ホーム画面に戻る時ジェスチャーナビゲーションの場合は下から上にスワイプし、3ボタンナビゲーションはこれまでのAndroidと同じくホームボタンを押してホームに戻ります。
またジェスチャーナビゲーションはiPhoneの操作方法に近くて戻るボタンも表示されませんので、iPhoneの操作に慣れている方はジェスチャーナビゲーションの方がやりやすいと思います。
設定→システム→ジェスチャー→システムナビゲーション
⑩長押しする時間
スマホが長押しと感知するまでの時間の設定ができます。
もし、長押しをしているつもりが無いのに長押しになってしまう場合には「長め」を選びましょう。
設定→ユーザー補助→長押しする時間
カメラに関する設定
⑪カメラの起動
カメラの起動はカメラアプリをタップして起動するのが一般的ですが、電源ボタンの2回押しでも可能です。
また、画面をロックした状態でも起動可能ですので、すぐに撮影したい場合に便利です。
設定→システム→ジェスチャー→カメラの起動
カメラの起動をON
⑫カメラの切り替え
カメラを起動している状態で本体を左右に2回ひねると前面カメラと背面カメラの切り替えができます。
設定→システム→ジェスチャー→カメラの切り替え
カメラの切り替えをON
⑬音量ボタンの機能変更
カメラを起動しているときに音量ボタンを押してズーム・ズームアウトするか撮影をするかを選ぶことができます。
カメラを起動→「v」
設定
ジェスチャー
音量ボタンの操作
音量ボタンがシャッターになるか、ズーム・ズームアウトができるかのどちらかをおすすめします。
ちなみにシャッターを選んだ場合、短く音量ボタンを押したら写真、長押しで押している時間だけ動画の撮影ができます。
⑭ダブルタップでズームorカメラの切り替え
画面をダブルタップしてズームするか、前面・背面カメラの切り替えのどちらをできるかを選べます。
カメラを起動→「v」→設定→ジェスチャー→ダブルタップ操作
本体を2回ひねって前面・背面カメラの切り替えをONにしている場合はズームの方が良いと思います。
⑮よく撮影する人
よく撮影する人をONにしておくと、よく撮影する人のベストな顔がおすすめとして表示されるようになります。
Pixel4ではシャッターを押した3秒前から動画として保存できるモーションフォトと動きがある写真を撮った場合にベストショットを選ぶことができるトップショットが利用でき、その中からよく撮影する人の顔がおすすめとして表示されるようになります。
カメラを起動→「v」→設定→よく撮影する人
ONにする
トップショットの場合
⑯モーションフォトのON・OFF
モーションフォトはシャッターを押した3秒前からを動画としても保存してくれる機能です。その瞬間を写真だけでなく動画としても保存したい場合に利用します。
カメラを起動→「v」→モーションのオフ・オート・オンの中から選ぶ
オンにすると全ての写真を動画付きで保存するので、容量をたくさん使ってしまいますので気をつけてください。
どのような動画になっているかを確認するには写真を長押しします。
ちなみにモーションフォトは映像だけで音は撮れません。
⑰4K撮影
Pixel4は4K撮影に対応しているのですが、初期状態で撮影するとフルHDでの撮影になります。
カメラを起動→「v」→設定→町高解像度動画(4K)をオンにする
⑱動画の手ぶれ補正
当然ながらブレていない動画の方がいいので、ここはONにすることをおすすめします。
カメラを起動→「v」→設定→動画の手ぶれ補正をON
⑲自撮り写真をプレビューどおりに保存
インカメラで撮影をするときに映ったそのままを保存したい場合には自撮り写真をプレビュー表示のとおりに保存をONにします。
ここをOFFにすると反転した画像が保存されます。
カメラを起動→「v」→設定→自撮り写真をプレビュー表示のとおりに保存
音に関する設定
⑳着信音を停止
着信音を停止をONにすると、電源ボタンと音量大ボタンを同時押しすることで、着信音を消しバイブもしくはミュートにできるようになります。
設定→音→着信音ミュート用のショートカット
着信音が鳴るように戻すにはボリュームボタンを押して、ベルのアイコンに変更しましょう。
㉑ふせるだけでサイレントモードをオン
電話がかかってきて着信音が鳴っているときに画面を伏せて置くと着信音が消音します。
設定→システム→ジェスチャー→ふせるだけでサイレントモードをオン
ちなみに伏せているときに着信があった場合は音は鳴り、鳴ったときに伏せると消音します。
㉒この曲なに?
周りで流れている曲名をPixel4が表示してくれる機能です。音楽が聞こえてきたときにこの曲名何だろう?誰が歌ってるんだろう?と一度でも思ったことがある方であれば絶対にONにしておくことをおすすめします。
設定→音→この曲なに?
ロック画面に曲を表示をONにする
するとこのように曲名がロック画面に表示されます。
履歴ではPixel4が認識した曲が一覧で表示されますので、一日の終りにここを開けば今日一日どんな曲が周りで流れていたかを知ることができます。
また、履歴一覧の画面の右上にある「︙」からホーム画面に追加をするとホーム画面から履歴をすぐに開けるようになるので便利です。
履歴から曲の情報を調べることも可能
バッテリーに関する設定
㉓自動調節バッテリー
自動調整バッテリーをONにすると使用頻度が少ないアプリでの電池の消耗を制限してくれます。
設定→電池→自動調整バッテリー
㉔電池残量パーセンテージ
画面の右上に常に表示されているバッテリーの残量を1~100%の数値で表示することができます。
設定→電池→電池残量
その他の設定
㉕夜間モードの設定
寝る前まで目に強い光が当たっていると寝付きが悪くなります。そこで寝る前に夜間モードをONにして優しい光に変えることであまり目に刺激を与えないようにすることができます。
設定→ディスプレイ→夜間モード
夜間モードをONにする時間とOFFにする時間を決めるとその時間になると自動的に画面が黄色い光に変わります。
㉖おやすみモード
おやすみモードは先程紹介した夜間モードと似ているのですが、夜間モードは目だけに優しく、おやすみモードは画面がモノクロになり通知音も鳴らないため、目と耳に優しいモードです。
設定→Digital Wellbeing→おやすみモード
おやすみモードをONにして、スケジュールを決めます。
㉗自動字幕おこし
自動文字起こしはYouTubeなどの動画やラジオなどの音声を自動で文字起こししてくれる機能です。
まだ英語にしか対応していませんので、現時点ではそれほど便利な機能ではありませんが今後いろんな言語に対応し、翻訳機能も同時に利用できるようになったら自動翻訳での字幕起こしができるようになるでしょう。それまであと少しですね。
設定→ユーザー補助→自動字幕起こし
自動字幕起こしをONにする
ボリュームボタンを押して表示されるボリューム調整バーの下に表示されるアイコンをタップしてON・OFFの変更も可能です。
このように英語を認識して話している言葉を表示してくれます。
そして、この字幕はドラッグして動かすことも可能です。
㉘緊急速報メール
地震や台風など大規模な災害が起こりそうなときに緊急通知をしてくれるシステムのON・OFFです。
日本は災害大国ですし、これから毎年のように大きな台風が来るかもしれないですし、大きな地震もいつか来ると言われていますので、かならずONにしておきましょう。
設定→アプリと通知→緊急速報メール→緊急速報メールの許可をONにする
音とともに画面上にこのように表示されます。
㉙電源ボタンで通話を終了
通話を終了するには画面上の終話ボタンを押す他にも電源ボタンで終話することができます。
設定→ユーザー補助→電源ボタンで通話を終了
㉚顔認証でロック画面をスキップ
設定→セキュリティ→顔認証を設定
顔認証の設定方法の説明があります。
顔認証が始まりますので、青い部分の方向に顔を少し動かし、青い部分を消していきます。
下の画像では左上に青い部分が残っているので、左上を少し向きます。
設定→セキュリティ→顔認証を設定を開くと、顔認証の用途が表示されるので「デバイスのロック解除」と「ロック画面をスキップ」をONすると便利です。
おまけ:寝てるときに顔認証ロック解除を無効にする方法
バグのようですが、目をつぶった状態でも顔認証でのロック解除ができるようになっています。
そのため、寝ているときに顔の前にPixel4を持ってこられるとロックが解除されるという仕様になっているのでそれを防ぐ方法を紹介します。
設定→ディスプレイ→ロック画面の表示→ロックダウンオプションの表示をONにする
この状態で電源を長押しすると「ロックダウン」が表示されるので、ロックダウンをタップしてPixel4をロックします。
すると顔認証ロック解除が無効になり、それ以外でのロック解除が必要になります。
そして一度ロック解除をするといつもと同じように顔認証でのロック解除が有効になります。
つまりは電源長押しで出てくる「ロックダウン」を押してロックをすると顔認証でのロック解除ができなくなるため、寝ているときに誰かに勝手に顔認証でロック解除されることは無くなるというわけです。
The most wonderful benefits of a life time.