回線速度とパソコンの動作速度の関係
インターネットの回線会社を変えたらパソコンの起動が遅くなった、動作が遅くなったといったことをよく聞くことがありますが、回線速度を変更してもパソコンの基本動作には関係ありません。
◆インターネット回線速度とは
最大速度100Mbpsや1Gbpsなどと広告に表示されていることがありますが、インターネットの最大速度というのは良く車と道路に例えられます。
・道路→回線
・車→パソコン
例えば最大速度が100Mbpsは100キロまで速度が出せる道路。つまり100キロまで速度が出すことができるということです。
ただ速度を出せるというだけなので、パソコンが古かったり性能が悪かったりすると100キロ出せません。ガタガタの古い車ではあまり速く走れないというのと同じことです。
◆回線速度が早くなるとパソコンの動作まで速くなるの?
ここまで読んだ方ならもうおわかりだと思いますが早くなりません。パソコンが立ち上がる時間やソフトを立ち上げる時間などはパソコンの性能次第なので回線速度が速くなったからといって速くなるものではありません。
ただInternet ExplorerやChromeなどのブラウザを開いてからのインターネット速度に関しては関係あります。
◆回線速度が速くなると何がいいのか?
回線速度を速くなると、大きいデータをダウンロードしたりアップロードする時間が短くなります。またYouTubeなどの動画サイトを見ているときに回線速度が遅いと途中で止まったりすることがありますので快適にインターネットをするにはある程度速度がないといけません。
最近はYouTubeに動画をアップロードして収益を得ているYouTuberという方がたくさん増えてきていますが、動画をアップロードするときに回線速度が遅いと数時間かかったりすることがあります(動画長さやデータ量によって異なる)。
つまり、大きいデータを扱ったりする場合は速度が速いとダウンロード・アップロードのときに速いというわけです。
▼どのくらい速度が出ていればいいのか?
検索・ニュースサイト・添付なしのメールだけであれば3Mbpsあればそんなに遅いと感じることはないと思います。またYouTubeなどの動画を見る場合も3Mbps位あれば問題ありません。
速度の計測はこちらかできます
◆まとめ
・回線速度とパソコンの動作は基本的には関係ない
・回線速度が早くなるとアップロードやダウンロードの時間が短くなる
・パソコンの動作はパソコンの性能次第
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