Apple MusicとLINE MUSICの決定的な違い。それはオフライン対応
先日LINE MUSICのサービスが開始され、AppleMusicが2015年6月30日から開始されます。定額で音楽が聴き放題になるというサービスが次々と開始される中、オフラインに対応しているかということはとても重要です。
AppleMusicはオフラインに対応している
個人で使用する個人メンバーシップは月額9.99ドル。最大6人で共有することができるファミリーメンバーシップで14.99ドルで約3,000万曲を自由にストリーミング再生できる定額制の音楽配信サービスです。
あなたの音楽です。好きなように楽しめます。
Apple Musicのメンバーになれば、Apple Musicライブラリからあらゆる曲、アルバム、ビデオをあなたのコレクションに加えることができます。しかもそれはほんのイントロにすぎません。そこから、あなたが加えた好きな曲で完璧なプレイリストを作ったり、オフラインで聴くためにプレイリストを保存して外出先に持って行ったり、お気に入りのプレイリスト、アルバム、ビデオをFacebookやTwitter、メッセージアプリケーションに投稿することもできます。音楽をお互いに共有するのが、かつてないほど簡単になります。
お気に入りの曲をプレイリストに追加したり、FacebookやTwitterで共有したりなどはLINE MUSICでも可能です。ただし一番の違いは『オフラインに対応している』ということです。
LINE MUSICは月に20時間だけ音楽を聴くことができるというプランがあります。月にどれくらい音楽を聴いたかを計るためにはオンラインでないとわかりません。そのため今現在LINE MUSICはオフラインには対応していません。
オフラインに対応していないとどうなるのか?
ネットに接続しているときにしか音楽を聴くことができないのはもちろん通信費がかかります。Wi-Fiに接続しているときは気にする必要はありませんが、モバイルデータ通信で音楽を聴いているとデータ通信量がどんどん増えていきます。
YouTubeも基本的にはそのような仕様になっているため、動画をモバイル通信の状態で見ているとたくさんのデータ量を使っていたということになりますが、音楽に関しては今まで本体やSDカードに保存して聴くのが一般的だったため、通信量を気にして音楽を聴くという習慣がありませんでした。
でもLINE MUSICの場合、ずっと聴き続けていると契約しているデータ量を超えてしまうということも考えられます。
オフラインに対応していればWi-Fiで接続しているときに音楽をダウンロードして、外出先ではその曲を聴くようにすれば通信量を気にする必要がありません。今後は1曲を購入するという方式から、月額聴き放題の方式へ移行していくかもしれません。しかしそれにはオフラインに対応しているというのは大きな問題だと思います。
2015年7月15日追記
コメントはこちらからお願いします