NISA

つみたてNISAの手数料って一体何!? 1%違うだけでに20年後には11万円も差が出てるってホント?

投資信託は持っているだけでランニングコストがかかります。

いわゆる信託報酬なのですが、その手数料は0.09%のような低コストから1%を超えるような高コストのファンドが存在します。

りん
りん
1%ってとっても安いように思えるけど、1%って全然安いんじゃないの?
にゃんこ先生
にゃんこ先生
たしかに1%というのは100万円投資した場合に年間1万円が手数料として引かれるので、意外と低いと思いがちだね。
でもこれを見てみて!

最初は少額でも金額が積み上がっていくとこんなに手数料の差が出てくる

出典:資産運用シュミレーション|金融庁

こちらは毎月3万円、利回り5%で10年間積み立て投資をした場合のシュミレーションです。

にゃんこ先生
にゃんこ先生
最初のうちは投資額が少ないから手数料も少ないけど、年数が経って金額が大きくなると手数料も大きくなってくるんだ。
ちなみに10年後の手数料は約465万円の1%だから46,500円年間支払ってることになるんだよ。
りん
りん
たしかにそう考えると結構1%って高いんだね。
NISAって長期で投資しないといけないんだったら、これが10年20年続くと考えると結構な金額になるね。
にゃんこ先生
にゃんこ先生
そうだよ。
10年後の手数料が46,500円だけど、ここでの運用利益は105万円だからね。
でも105万円とは言っても4万6千500円の手数料が引かれるので実質の利益は100万円ってことになるからね。

手数料試算(年利5%の場合)

  元本 運用収益 合計 年間手数料 手数料差額
1% 0.09%
1 36万円 0.9万円 36.9万円 0.4万円 332円 3,668円
2 72万円 3.6万円 75.6万円 0.8万円 680円 7,320円
3 108万円 8.3万円 116.3万円 1.2万円 1,047円 10,583円
4 144万円 15.0万円 159.0万円 1.6万円 1,431円 14,469円
5 180万円 24.0万円 204.0万円 2.0万円 1,836円 18,564円
6 216万円 35.3万円 251.3万円 2.5万円 2,262円 22,868円
7 252万円 49.0万円 301.0万円 3.0万円 2,709円 27,391円
8 288万円 65.2万円 353.2万円 3.5万円 3,179円 32,141円
9 324万円 84.1万円 408.1万円 4.1万円 3,673円 37,137円
10 360万円 105.8万円 465.8万円 4.7万円 4,192円 42,388円
11 396万円 130.0万円 526.0万円 5.3万円 4,734円 47,866円
12 432万円 158.0万円 590.0万円 5.9万円 5,310円 53,690円
13 468万円 188.8万円 656.8万円 6.6万円 5,911円 59,769円
14 504万円 222.9万円 726.9万円 7.3万円 6,542円 66,148円
15 540万円 260.5万円 800.5万円 8.0万円 7,205円 72,846円
16 576万円 301.0万円 877.0万円 8.8万円 7,893円 79,807円
17 612万円 347.0万円 959.0万円 9.6万円 8,631円 87,269円
18 648万円 396.5万円 1044.5万円 10.4万円 9,401円 95,050円
19 684万円 450.2万円 1134.2万円 11.3万円 10,208円 103,212円
20 720万円 508.4万円 1228.4万円 12.2万円 11,056円 110,944円
りん
りん
最初は3000円くらいしか差が無いけど、長年持って金額が大きくなると20年後には11万円も差が出るんだ!
にゃんこ先生
にゃんこ先生
そうだね。
積み立て投資は10年以上の長期投資が基本だから、今は手数料が少なくても長年持つと考えたら1%の手数料でもこんなに差が出てしまうんだよ。
りん
りん
20年後に1200万円に増えてることもびっくりだけど、1%の手数料で12万円払ってることも鼻血ブーだね。

同じS&P500でもいろんなS&P500があるのはどうして?

SBI証券より

証券会社のHPでインデックスファンドを検索して見てみると、S&P500がいくつか表示されます。

この違いは、どこの会社が運営しているかによって手数料が多少異なるのです。

りん
りん
ホントだ!
S&P500で検索したら9つも出てきたよ!
にゃんこ先生
にゃんこ先生
S&P500という商品をいろんな会社が販売しているってことだね。
例えば同じお菓子でも、スーパーやコンビニによって価格が違うことがあるでしょ?
まあそんな感じだね。
りん
りん
なるほどね。それじゃどこが手数料一番安いんだろ?

同じS&P500でも手数料が倍違うものがある

こちらがSBI証券で購入できるS&P500の手数料を比較したものです。

最も手数料が安いのが「三菱UFJ eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」と「One-たわらノーロードS&P500」の0.09372%で、最も高いのが「りそなーSmart-i S&P500インデックス」の0.242%です。

0.242%も十分安いので、これでも良いかと思いがちですが、比較すると2倍の差があるので、長年持ち続けるとなると、最も安い「三菱UFJ eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」の方が良いですね。

にゃんこ先生
にゃんこ先生
eMAXIS Slimシリーズは極限まで手数料を下げて運営されているファンドなので、数あるファンドのなかでもトップクラスの人気がある商品なんだよ。
りん
りん
0.09%ってことは100万円投資してたとすると年間900円の手数料ってことか!安いねっ!
りん
りん
ちなみに、これだけたくさんあるけど、手数料の違いだけなの?
それとも利益の出かたも違うのかしら?
にゃんこ先生
にゃんこ先生
いい質問だね。同じ商品なので基本的に損益に関しても同じような感じなんだけど多少違ってくるよ。
こちらをどうぞ!

比較したファンドの「トータルリターン(1年)」を見てみると、ほぼ23%の利益が出ていることがわかります。

この違いですが、各運営会社のファンドマネージャーが、どのタイミングでどれくらい売買しているかによって多少違いが出てくるのです。

にゃんこ先生
にゃんこ先生
安いときに多く買って、高いときは少なめに買うのが基本なんだけど、このタイミングや買う量は、人によって違うから、それらの違いがほんの少しだけ違ってくるけど、ほとんど誤差なのであまり気にしなくてもいいと思うよ。
にゃんこ先生
にゃんこ先生
まあ、どれにするか迷って決められない!って人は一番人気の「eMAXIS Slimシリーズ」だったら間違いないよ。
りん
りん
なるほど、わかった!
手数料が安くて人気のイーマクシスシリーズに決めた!
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