NISA

インデックスファンド vs アクティブファンドのメリット・デメリットを徹底解説!

2024年より新NISAが始まり、投資に興味を持った方も多いと思いますが、まず初心者が一番手を出しやすいのは投資信託です。

投資信託とは自分のお金をファンドマネージャーに預け、ファンドマネージャーがそのお金を使って投資をし、リターンを得るという手法です。

個別株の場合は自分で銘柄を選び、いつ買うか?いつ売るか?の判断も自分で行います。

しかし初心者にはその判断が難しいので、投資信託でプロにお願いするのが手っ取り早く、損をする確率も少なくなります。

にゃんこ先生
にゃんこ先生
投資信託にはインデックスファンドとアクティブファンドの2つがあって、インデックスファンドは相場の平均を目指していて、アクティブファンドは相場以上のリターンを目指している投資信託なんだよ。
りん
りん
えっ?相場以上のリターンを出してくれるんだったら絶対にアクティブファンドの方がいいじゃん!
私アクティブファンドにするわ!
にゃんこ先生
にゃんこ先生
アクティブファンドは相場以上のリターンを”目指す!”って言う目標があるんだけど、実際インデックスファンド以上のリターンを出しているアクティブファンドは少ないし、手数料も高いからアクティブファンドの方が絶対いいよ!とは言い切れないんだよ。
りん
りん
えっ?相場以上のリターンを出してるアクティブファンドって少ないの?
しかも手数料も高いの?
それじゃ私インデックスファンドにするわ!

はじめに:投資に失敗しないファンド選び

それではまず投資の成功確率を上げるためにはどのようなことに注意してファンドを選べばいいのかを解説していきます。

①トータルリターンを確認しよう!

インデックスファンドを選ぶにしろ、アクティブファンドを選ぶにしろ、まず最初にやることは過去のトータルリターンを確認することが一番大事です。

SBI証券で投資信託を検索し、詳細を確認すると(下の画像)トータルリターンを見ることができます。

赤がプラスで青がマイナスなので上の場合、過去3年間はずっとプラスだということがわかります。

にゃんこ先生
にゃんこ先生
ちなみに5年が空白になっているのは、このファンドが開始されてからまだ5年経っていないということだよ。

当然ですが、アメリカ株も日本株も過去最高を更新し続けている株高の時期(2024年2月時点)に、下のようなマイナス続きの投資信託を選ぶことがないようにちゃんと確認しておきましょう。

りん
りん
いま世界的に株高の時代なのにこんなマイナスのファンドもあるんだね…
にゃんこ先生
にゃんこ先生
これは中国の深センの企業を集めた投資信託なんだけど、いま中国はかなり景気が悪いみたいだからね。
逆に言うと、今の中国は株安なので今のうちに仕込んでおくという手もあるんだけどね…
りん
りん
そっか、そんな手もあるんだね。でも中国か…
私はアメリカか日本にしておこうかな。そっちの方が安全そうだし…

②手数料を確認しよう!

次に確認しておきたいことは手数料です。

投資信託には年間にかかる信託報酬というのがあり、安いファンドだと0.05%くらいで、高いファンドだと1%を超えるものもあります。

上の画像はSBI証券で今一番人気がある全世界株式(オルカン)を比較した画像です。

一番人気のeMAXIS Slim全世界株式の信託報酬は0.05775%で最も高いのが0.66%のeMAXIS全世界株式になっています。

ここで比較しているファンドはすべて全世界を対象にしたファンドなのでトータルリターンもほぼ一致しているのですが、手数料はバラバラになっていますね。

ここで決め手になるのが信託報酬の安さになります。

りん
りん
つまり一番信託報酬が安いeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)を選べばいいってことだね!
でも同じeMAXISなのになんで0.66%もするのがあるの?
にゃんこ先生
にゃんこ先生
eMAXIS SlimのSlimが付いてるのはインターネット限定販売のファンドなんだ。
逆に付いていないのは銀行や証券会社の窓口でも販売されているので、人件費分が上乗せされているぶん手数料が高く設定されているんだよ。
なので間違ってもこっちは選ばないようにしようね。

ちなみに100万円を投資していた場合、0.05775%だと年間577円、0.66%だと6600円を信託報酬として支払うことになります。

1年では6000円くらいの差ですが、投資信託は10年以上の長期保有が基本ですので、10年だと5770円と6万6000円なので6万円の差が出るということになります。

りん
りん
そんなに変わってくるんだ!
信託報酬もバカにならないんだね!
にゃんこ先生
にゃんこ先生
そうだね。信託報酬は安いにこしたことはないよ!

③人気度(純資産)を確認しよう!

純資産はそのファンドにどれくらいのお金が集まっているかがわかります。

つまりは人気度ということですね。

上の画像を見ると一番お金を集めているのがeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)の2,555,947百万円で一番少ないたわらノーロードの約120倍の純資産額となっています。

にゃんこ先生
にゃんこ先生
新NISAが始まって日本中で投資の人気が出てきたから、それに合わせて投資信託の商品もたくさん出てきてるんだよ。
数が多すぎると今後人気の無いファンドは淘汰されていく可能性もあるから、人気が無いファンドに投資するときはその点も考えておく必要があるよ。

インデックスファンドのメリット

  • 低コストで運用できる
  • 安定したリターンが期待できる
  • 積み立て投資で長期的な資産形成に最適
  • 初心者でも安心して投資できる

低コストで運用できる

インデックスファンドは指数に連動するため運用に人件費もそれほどかからないということもあり信託報酬(手数料)が非常に安いというのが魅力です。

にゃんこ先生
にゃんこ先生
アクティブファンドだと今の投資先がどういう状況なのか?この先も投資し続けて良いのか?などをファンドマネージャーがチェックして投資先を決めているので、その分アクティブファンドは手数料が高いんだよ。

安定したリターンが期待できる

インデックスファンドの代表的なものにアメリカを代表する500社の「S&P500」や世界中の企業に分散投資する「全世界株式(オールカントリー)」などがあるのですが、アメリカは移民の受け入れを積極的に行っているため、人口が増加する傾向にあるのと、Amazon、Google、Appleなど世界的な企業も多いことからこれから先も経済成長が続いていくと予想されています。

また世界経済も同じように経済成長が続いていく予想になっているため、これら全体に投資できるインデックスファンドであれば、ほぼ100%に近い確率で資産を増やすことができると予想されています。

にゃんこ先生
にゃんこ先生
世界的にはこれから数十年は経済成長していくと予想されているから、S&P500や全世界株式だったら間違いないと予想されているよ。あくまでも予想だけどね。
ちなみに株の世界では絶対ということばは絶対言ってはいけないんだ。
絶対は無いからね。
りん
りん
えっでも、この前わたしのインスタに絶対に資産が10倍になるスペシャルコインに投資しませんか?っていうDM来たから喜んでOKしたんだけど?
にゃんこ先生
にゃんこ先生
あっそれは詐欺だね!
りん
りん
詐欺なんかーい!

積み立て投資(ドルコスト平均法)で長期的な資産形成に最適

相場には上がることもあれば下がることもあります。

もし一括で投資した場合、その日を頂点に下がり続けたとすると、元本割れし続けることになりますが、月に1回の積み立て投資であれば下がったとしても安いところでたくさん買えるので、数ヶ月下がり続けたとしても、その後上がる相場になって元の価格に戻ったときにはプラスになっているのです。

株価 投資額 口数
1000円 10000円 10口

1000円×10口=10000円(プラマイゼロ)

株価 投資額 口数
1000円 2000円 2口
500円 2000円 4口
200円 2000円 10口
500円 2000円 4口
1000円 2000円 2口
合計 22口

1000円×22口=22000円(プラス12000円)

にゃんこ先生
にゃんこ先生
毎月同じ金額を積み立てていく投資方法をドルコスト平均法というんだ。
投資信託の投資法では有名な投資手法なんだよ。
りん
りん
ドルコスト平均法?
とりあえず積み立て投資の方がリスクが低い投資ができるってことなんだね!

このように積み立て投資をすると安いときはたくさん購入できるので株価が戻ったときに利益を出すことができます。

にゃんこ先生
にゃんこ先生
ドルコスト平均法のデメリットとしては、ずっと右肩上がりの相場だったら最初に一括で購入した方がリターンが一番大きくなるっていう点があるよ。
りん
りん
S&P500とか最近はずっと上がり続けてるから、その場合は一括投資が良かったというわけか…

初心者でも安心して投資できる

インデックスファンドは市場全体の平均に投資するため、将来的に値上がりが予想されているインデックスファンドに投資すればかなりの高確率で利益を出すことができます。

そのため、初めて投資する人でも全世界株式(オールカントリー)やS&P500のようなインデックスファンドを選んでおけばほぼ間違いなく利益を出すことができます。

にゃんこ先生
にゃんこ先生
とりあえずNISA始めたいけどどれに投資したらいいのかわからないという人だったら世界中に分散投資できる全世界株式(オールカントリー)に投資していれば間違いないよ。
りん
りん
確かに最近オルカンってよく聞くよね!
今一番人気みたいだし、私もオルカンに投資してみようかな?

インデックスファンドのデメリット

  • 市場平均以上のリターンは期待できない

市場平均以上のリターンは期待できない

個別株やアクティブファンドであれば、相場以上のリターンを享受する可能性がありますが、インデックスファンドでは平均点のリターンしかありません。

そのため、100万円で始めて数年後に1億円になったなど、夢のようなことはインデックスファンドでは絶対に起きません。

その分、安定しているということが言えるのですが、大きく儲けたいのであればインデックスファンドは向いていません。

にゃんこ先生
にゃんこ先生
インデックスファンドって良くも悪くも平均なんだよね。
だからインデックスファンドで億万長者っていうのはかなり難しいんだ。
りん
りん
そうなんだ、1年後に1億円儲けた!みたいなことは難しいんだね…

アクティブファンドのメリット

  • 市場平均以上のリターンを狙える
  • プロの運用でリスクを抑えられる

市場平均以上のリターンを狙える

アクティブファンドはファンドマネージャーが平均以上のリターンを目指すべく、銘柄を選び運用してくれます。

そのためインデックスファンドよりも大きなリターンを得る可能性を秘めています。

プロの運用でリスクを抑えられる

投資初心者が個別銘柄を選んで投資しようと思ったときに決算書を読んで、PER・PBRは適正か?チャートは現在どうなのか?などを調べて投資するのはかなり難しいです。

その代わりに投資をやってくれるのがファンドマネージャーと呼ばれている投資のプロです。

にゃんこ先生
にゃんこ先生
投資のことがよくわからなかったらプロにお願いするというのが一番だよね!
りん
りん
確かにそうだなぁ…
どれに投資すれば良いのかなんてさっぱりわからないもんなぁ~

アクティブファンドのデメリット

  • 手数料(信託報酬)が高い
  • インデックスファンドよりもリターンが高いアクティブファンドはほとんど無い

手数料(信託報酬)が高い

インデックスファンドはファンドマネージャーが銘柄を選定して投資するという手間がない分、人件費もほとんどかかりません。

そのため手数料も非常に安いのが特徴です。

一方でアクティブファンドは、ファンドマネージャーが銘柄の選定や売買のタイミングなどを決めているため人件費が大きくかかってしまうため、その分手数料も高くなりがちです。

ちなみに日本でトップクラスの人気がある「ひふみ投信」のアクティブファンド「ひふみプラス」の手数料は1.078%です。

一方で日経平均を指標としたインデックスファンド「三菱UFJ-eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)」の手数料は0.143%となっています。

りん
りん
1%って高いの?結構思ったより安いと感じたんだけど…
にゃんこ先生
にゃんこ先生
信託報酬は1年間にかかる手数料なんだけど、もし100万円投資してたとすると1%で年間1万円。
0.1%だと年間1000円になるよ。
1年だとそんなに大差ないけど、10年とか20年になるとかなり大きな差になってしまうんだ。
りん
りん
たしかに1年で9000円の差で、それが10年とかになると9万円とかの差になるのか…
結構大きいね…

インデックスファンドよりもリターンが高いアクティブファンドはほとんど無い…

ここで残念なお知らせがあります。

世の中にあるアクティブファンドでインデックスファンドよりも大きなリターンを獲得できているアクティブファンドはほとんどありません。

あの投資の神様と呼ばれているウォーレン・バフェットさんも投資はインデックス一択で良いと言っているほどです。

りん
りん
えっえっ、プロがしっかり調べて投資してるのにインデックスファンドよりもリターンが低いものばっかりなの?どうして?
にゃんこ先生
にゃんこ先生
平均以上のリターンを超えるってプロでも難しいみたい…
それだけ投資って難しいってことだよ。
投資の番組やニュースを見てても、今後の相場をピッタリ当てれるアナリストはいないからね。

インデックスファンド70%、アクティブファンド30%くらいが無難

インデックスファンドとアクティブファンドどちらが良いのかの答えですが、個人的には断然インデックスファンドです。

インデックスファンドでは相場以上にリターンを得ることはできませんが、投資は大儲けするよりも損をしないことの方が大事です。

大儲けしたいと思ってアクティブファンドを購入しても、アクティブファンドでは個別株以上に稼ぐことも難しいのが現実です。

そのため数千万円や1億円など夢のような額を稼ぎたいのであれば投資信託ではなく、猛勉強して個別株やレバレッジが利く信用取引をやった方が可能性はあります。

なのでまずは平均点で無難に稼げるインデックスファンドに投資しつつ、投資信託の30%くらいを相場以上を狙いにアクティブファンドに投資するというのが無難ではないでしょうか?

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