NISAを始めるにあたり、どこの証券会社を使えばいいの?
という質問に対し、よく出る答えが「楽天証券」か「SBI証券」のどちらかで、SBI証券は手数料が業界最安のため最も人気がある証券会社なのですが、サイトが使いづらいというデメリットがあります。
そのため、NISAで積み立て投資をしたいと思ってもやり方がわからずに諦めてしまわないように、インデックスファンドの検索方法(スクリーニング方法)を紹介していきたいと思います。
SBI証券でインデックスファンドを検索する方法
まずSBI証券にログインし、NISAをクリック
マイページが表示したら下にスクロール
つみたて投資枠で買える商品の「投資信託」をクリック
すると218件のつみたて投資枠対象のインデックスファンドが表示されました。
ちなみに、この状態では人気ランキング順に並んでいます。
どれを選べば良いかわからない方は人気のあるものを選ぶのもいいでしょう。
というリスクも抑えることができるので、できるだけ人気があるインデックスファンドを選ぶことをおすすめするよ!
ファンド名をクリックして詳細を開くとすぐ下に基準価格のグラフが表示されます。
このように1ヶ月、1年、全期間などで表示するとそのインデックスファンドの伸び率を確認することができます。
当然ですが、過去の伸び率を確認して少しでも伸びているファンドを購入するようにしましょう。
また、下にスクロールするとこのファンドの利回りと、同じようなファンドの平均を見ることができます。
ちなみにトータルリターンが10%だったとすると、100万円投資した場合110万円になったことを意味するんだ。
信託報酬は必ずチェックしないとダメだよ!
インデックスファンドには必ず信託報酬(手数料)というのがあります。
信託報酬は1年間の手数料になるのですが、この場合0.05775%なので100万円投資したとすると、577円が手数料として引かれる計算になります。
例えばこのファンドのトータルリターンが1%だったとします。
そして信託報酬が1.5%だったとすると、マイナス0.5%となってしまうので、損をしてしまうことがわかりますね。
基本的には信託報酬は1%以内のファンドを選ぶことをおすすめします。
インドはまだまだ手間がかかるようなのでちょっとだけ手数料が高めに設定されているね。
つみたて投資枠と成長投資枠では購入できる商品が異なる
現時点(2024/01/06)では、つみたて投資枠対象ファンドが218件、成長投資枠対象ファンドが1153件となっています。
この違いですが、つみたて投資枠対象ファンドはできるだけリスクが低い商品が選ばれており、成長投資枠はつみたて投資枠の対象ファンドに加え、ちょっとリスクが高いけどリターンも高い商品が選ばれています。
NISA枠でインデックスファンドの積み立て方法
それでは実際にNISA枠で積み立てをやってみましょう。
積み立てをしたいファンドを開いて「積立買付」をクリック
まず「現金」か「クレジット」のどちらかを選択するのですが、三井住友カードで積み立てている場合は最大5万円となっています。
現金で積み立てる場合は、あらかじめSBI証券に入金しておく必要があります。
そして最も重要なのが預かり区分でNISAを選ぶことです。
特定/一般を選んでしまうと、NISAの税金非課税の恩恵を受けることができず、20%の税金がかかってしまうので、必ずNISAを選択するようにしましょう。
でもまずは「つみたて投資枠」の限度額月額10万円が埋まってしまってから成長投資枠も使うようにするといいよ。
そして積み立てを「毎月」にチェックを入れ、好きな積み立て日を設定します。
あとは毎月の投資金額を入力し、次へをクリック。
でもつみたて投資枠は年間120万円なので、それを超えないように設定しないといけないよ。
そして目論見書の確認をしたあと、最終確認をして、取引パスワードを入力して設定完了となります。
インデックスファンドに投資する前に確認する3つのポイント
最後になりますが、インデックスファンドに投資する前に確認するポイントは以下の3つになります。
①信託報酬(手数料)
②これまでの成果(トータルリターン)
③人気度
①信託報酬
信託報酬は1年間で投資会社に支払う手数料です。
1%であれば、100万円を投資していたとして年間1万円となります。
インデックスファンドは10年以上の積み立て投資が基本となりますので、月3万円の積み立てで1年36万円、3年で108万円と100万円を超えることになります。
これにリターンもプラスするともっと額が大きくなってきます。
そのため、たった1%とは言っても長年積み立てた結果、その額が1000万などと大きな額になると、年間10万円の手数料がかかってしまいますので、信託報酬が安いファンドに投資することは非常に大切になってきます。
②これまでの成果(トータルリターン)
トータルリターンを見るとこれまでの成果を確認することができます。
もちろん今後もこれと同じくらいのパフォーマンスを出せるかどうかはわかりませんが、全く成果が出ていないファンドよりも、これまで成果が良いファンドに投資する方が今後にも期待できます。
③人気度
人気度はそのインデックスファンドの存続に関わってくる問題でもあります。
2024年から新NISAが始まったことによって多くのインデックスファンドが登場しました。そしてこれからも増えて来るでしょう。
そうすると、当然インデックスファンドの淘汰も始まります。
人気がなくお金が集まらないインデックスファンドから淘汰されていくため、人気があり今後数十年運用をし続けてくれるファンドを選ぶことが大切になります。
人気の確認方法ですが、販売金額ランキングですぐにわかるようになっています。
現時点で最も人気があるのが1位の「三菱UFJ-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」ですね。
全世界株式はリターンはそれほど望めませんが、人口の増加につれてこれからも緩やかに世界経済は成長していくものと予想されていて、しかもこのeMAXIS Slim全世界株式は手数料も0.05775%以内と非常に安いので、NISAの積み立て投資にピッタリだと非常に人気がある商品となっています。
積み立て投資におすすめインデックスファンドはこちら
http://ap-land.com/archives/118