普通に日本語入力したいのに突然大文字でARIGATOなどと入力されるようになってしまったことはありませんか?
ただ「ありがとう」と入力したいだけなのに…
これはCaps LockがONになっている状態で、通常であればShiftを押しながら大文字を入力するところですが、Caps LockをONにするとShiftを押さなくても大文字が入力できるようになる機能なのです。
でもそんな機能知らなかったら、邪魔でしかないですよね?
そこで今回は、Caps Lockの使い方はもちろん、それ以外にも知ってるとかなり便利になるキーを紹介しますので、キーボードの中に使い方がわからないキーがたくさんある方は参考になると思います。
英字の大文字が入力できる「Caps Lock」
Caps LockはShiftを押さなくても大文字の英字が打てるようになるキーで、Shiftを押しながらCaps Lockを押すとCaps LockがONになります。
そして[半/全]のキーを押して日本語入力しているときも、大文字で入力されるようになるためちょっと違和感があるかもしれません。
もとに戻すにはもう一度Shiftを押しながらCaps Lockを押してください。
なんか大文字が入力されてしまう…
というときはShiftを押しながらCaps Lockです。
使用頻度は非常に少ないというか、使うことはほぼないと思いますが、間違えて押してしまって大文字が入力されてしまうということは結構多いので覚えておくと便利です。
BackSpaceとDeleteの違い
BackSpaceとDelete(Del)はどちらも文字を削除するキーですが、BackSpaceはカーソルよりも前を削除し、Deleteはカーソルの後ろを削除するときに使います。
またBackSpaceは文字の削除にしか使用しませんが、Deleteは文字以外の削除のときも使用します。
例えば、エクセルやワードで挿入した画像や図形の削除。
画像編集や動画編集などでのファイルの削除など、そしてフォルダやファイルの削除にもDeleteを使うので、BackSpaceは文字入力時にカーソルを戻しながら削除するときに使い、Deleteはカーソルの右側の削除と、それ以外の削除にも使うと覚えておきましょう。
起動しているアプリを一発で確認できる「Windowsキー」
Windowsキーを単体で押すと、スタートメニューが表示されるだけなのであまり使用することはないと思いますが、Windowsを押しながらTabを押すと下の画像のように現在開いているアプリが一覧で見ることができます。
そして十字キー(↑→↓←)やクリックしてそのアプリを開くことが可能です。
今何を開いているのかを確認するのに非常に便利なキーですのでぜひ覚えておきましょう。
WindowsキーとDを押すとデスクトップの表示が可能
またWindowsキーを押しながらDを押すと、今開いているアプリがすべて最小化され、デスクトップを表示することができます。
そのため、右上の[-]の最小化ボタンをわざわざクリックしなくてもいいので非常に便利です。
知らないと絶対に損する「Ctrl」の使い方
Ctrlは今回紹介したキーの中でも一番多く使用するキーです。
Ctrlを押しながらCで文字はもちろんフォルダーやファイルなどもコピーできるので使用頻度は最も高いキーです。
C…コピー
X…切り取り(コピーではなく移動したい場合に使用する)
V…ペースト(コピーしたものを貼り付け)
A…全選択(全選択したあとにコピーや切り取りをすることが多い)
S…保存(エクセルやワードで使うことが多い)
F…検索(ページ内を検索したいときに使用する)
P…印刷
W…ウィンドウを閉じる(右上の×をクリックするのと同じ)
Z…元に戻す(さっきやったことを元に戻す)
マウスを使わなくてもアプリの切り替えができる「Alt+Tab」
Altを押しながらTabをポンポンと押すと、現在開いているアプリの切り替えができます。
起動しているアプリはタスクバーに表示されるのですが、マウスで操作する場合はタスクバーに起動しているアプリをクリックして開くという方法になりますが、Alt+Tabを使うことでマウスを使わなくても素早くアプリの切り替えができるので使いこなせるようになると非常に素早く切り替えることができるので便利です。
ちなみにAlt+Tabで右回り、でAlt+Tab+Shiftで左回りになります。
変換ミスをしても打ち直ししなくてもいい「変換」
変換間違いをした時は削除してもう一度打ち直すのが一般的ですが、ドラッグもしくはShiftと十字キーで選択後、[変換]を押すことでもう一度変換のやり直しができます。
上の画像は【変身】と間違って変換してしまった部分を選択し、[変換]を押してもう一度変換のやり直しをしているところです。
Windows11では画面保存(キャプチャー)がかなり便利になった「Print Screen」
PrintScreenはPCの画面を画像もしくは動画で保存できる機能です。
以前のWindowsでは画像しか保存できませんでしたがWindows11では動画の保存も可能になり、これまでは画面全体が保存されていたのでトリミングも自分でする必要がありました。
しかしWindows11では保存前に保存したいところを自分で決めることができるのでトリミングの必要も無くなったので非常に便利になりました。
ちなみに、「Windowsキー+Shift+S」でもPrintScreenと同じくキャプチャーが可能ですので、もしPrintScreenのキーがない場合でもWindowsキー+Shift+Sで保存可能です。
そしてこちらが画面保存した画像になります。
今回は保存したい箇所をドラッグで選択しましたが、画面全体やウィンドウ(撮りたいアプリを指定する)ことも可能です。
小窓のキャンセルが簡単にできる「Esc」
EscはCtrl+Fで表示した検索窓やWordやExcelで保存しようとしたときに表示した小さなウィンドウをキャンセル(消す)ことができます。
わざわざ「×]を押す必要がないので非常に便利です。
また、意外と使用頻度も高いので覚えておきましょう。
ノートPCでは頻繁に使う「Fn」
ノートPCには[F1]…[F12]のファンクションキーにボリュームや画面の明るさの調整ができるようになっている機種があります。
例えば普通にF7を押すとカタカナ変換になってしまいますが、そこに太陽のアイコンが表示されている場合、[Fn]を押しながら[F7]を押すと画面の明るさを調整することができます。
音量・画面の明るさなどは機種によって位置は様々ですが、アイコンを見ればどんな機能が変更できるかはわかるようになっています。
例えば上のノートPCの場合、
[F1]…ミュート
[F2]…音量小
[F3]…音量大
[F4]…再生・一時停止
[F6]…画面暗くする
[F7]…画面明るくする
となっていますね。