iPhoneであれば、この機種買って失敗した…ということは、ほぼゼロに近いですが、Androidだと色んなメーカーから1万円台~10万円以上のスマホが販売されています。
そのためAndroidスマホだとどれを買って良いのかわかりにくいですよね?
スペックがどうとか、この機種とこの機種だとどこがどう違うの?だとか、スマホに詳しくないとさっぱりわかりません。
そこで今回は、スマホを購入する際にここだけ確認すればOKというチェック項目と、ゴミのようなスマホを買ってしまわないように、絶対に確認しておきたいポイントも紹介します。
Andoridスマホの価格帯について
スマホの価格帯は以下の3つのカテゴリに分けられます。
・ハイエンドスマホ…10万円以上
・ミドルエンドスマホ…6~9万円
・エントリースマホ…1~5万円
ハイエンドスマホはiPhoneはもちろん、AndoridだとPixelシリーズやGalaxyシリーズが有名ですね。
そしてミドルエンドスマホではPixelシリーズに「a」が付いている機種があり、例えばPixel8a(72,600円)という性能と価格が抑えられているスマホになり、毎年新しい「a」シリーズが発売されています。
ちなみにiPhoneの場合では「SE」がミドルエンドスマホにあたりますが、iPhoneSEは数年に一度というスパンで新製品が発売されています。
最後に5万円以下のエントリースマホですが、こちらはAndoridスマホにしかありません。
エントリースマホの場合、安かろう悪かろうの製品がたくさんあるので、慎重に機種を選ばなければゴミのようなスマホを買ってしまう可能性があるので注意が必要です。
自分の使い方に合わせた機能が搭載されているかチェックしよう!
スマホの機能でチェックしておきたい機能はこちらです。
・防水
・イヤホンジャック
・FeliCa(Suicaなどのタッチ決済)
・USBタイプ
・指紋認証、顔認証
・カメラの性能
お風呂でスマホを使う人は必須の防水

お風呂でスマホを使う人や雨に濡れながら作業(仕事)をする機会がある方には防水機能は必須になります。
ちなみに防水性能の見方ですが、例えば「IP68」と書かれている場合、前の6が防塵の等級、後ろの8が防水の等級となり、数字が大きくなると防水能力が高いということになります。
もしお風呂で頻繁に使っているのであれば7以上の防水等級のスマホを選ぶようにしましょう。
防塵・防水の表記はこんな場合もある

ちなみに防塵・防水の表記は上の画像のように「X」となっている場合もあります。
これは防塵と防水を2つに分けてに表示している場合に用いられる表記になります。
そのため、もう一つは下の画像のように表示されます。

つまり、このスマホの場合の防塵・防水対応の表記は
防塵防水:IP6X、IPX8
となります。
イヤホンジャック
最近のスマホはBluetoothイヤホンが定番になっているため、iPhoneやPixelはイヤホンジャックがありません。
しかしAndroidにはまだまだイヤホンジャックを搭載しているスマホも多くあるので、Bluetoothイヤホンを持っていない、やっぱり有線のイヤホンが良いという方はイヤホンジャックがあるスマホがいいでしょう。
FeliCa(Suicaなどのタッチ決済)
FeliCaが搭載されているスマホであればタッチ決済ができるので、Suicaの設定をして改札を通ったり、バスに乗ったり、コンビニでタッチ決済が可能になります。
もちろん電車に乗る時はカードのSuicaを使うのでいらないという方は不要な機能になります。
USBタイプは絶対にType-Cを選びましょう
現在主流のUSBタイプは、両面同じの「Type-C」になっています。
少し前のスマホはmicroUSBでしたが、今はほとんどType-Cでこれからほとんどの電気製品がType-Cになっていく流れになっているので、Type-Cのスマホを選ぶようにしましょう。
指紋認証・顔認証
最近のスマホはほぼ指紋認証か顔認証のどちらかを搭載していますが、iPhoneのようにどちらか片方しか搭載していないというスマホもあります。
もちろんどちらも搭載している方がロック解除が楽なので、搭載している機種としていない機種で同じくらいの性能と価格であれば、搭載している機種の方が断然いいですね。
カメラの性能
カメラについてですが、今のスマホはコンパクトデジカメと同等もしくはそれ以上のスマホがほとんどなので、画素数で見るというよりは、どんな撮影ができるかの方が大事です。
例えば、夜景が綺麗に撮れる(暗い場所でも明るく撮れる)、マクロ撮影ができる、広角でより広く撮れるなど。
風景なのか?人物なのか?などスマホでどんな写真を撮りたいのかが大事になりますが、特にどんな写真を撮りたいというのが無ければそれほど気にする必要はないでしょう。
スペックを確認しよう
最後にスペックの確認になりますが、最も大事なスペックは以下の3つになります。
①RAM
②ROM(ストレージ)
③バッテリー容量
RAM
RAMの役割は作業スペース(作業台)になり、アプリを起動するとRAM(作業台)の上で作業することになります。
これが少ないとフリーズしやすかったり、動作が重くなりサクサク動きません。
サクサク動かないスマホを操作しているとストレスになりますし、グラフィックが綺麗なゲームだとフリーズしたまま動かなくなってしまうので最低4GB、できれば8GBあると安心です。
ROM(ストレージ)

ROMもしくはストレージと表記されているROMですが、メインで使うスマホの場合は128GBは無いとキツイです。
ROMはデータを保存する倉庫のような役割なのですが、これが少ないとアプリを20~30個入れるだけでいっぱいになり、写真はもちろん動画の保存ができなくなってしまいます。
なのでROMが64GBは論外です。
128GB以上のスマホを買うようにしましょう。
バッテリー容量
バッテリー容量もかなり大事です。
すぐにバッテリーが無くなってしまうスマホだと不安ですよね。
最近はエントリースマホでも大容量バッテリーを搭載しているので、容量少なすぎて夕方にはもう10%を切ってる…なんてスマホはほとんどありませんが、4000mAhくらいあれば十分です。
最後に:買ってはいけないスマホとは
スマホを購入する際のチェック項目を紹介してきましたのでちょっとおさらいしましょう。
①自分に合った使い方ができるスマホを選ぼう!
まずどのようなスマホの使い方をするかが大事です。
お風呂でも使うのであれば防水は必須ですし、有線のイヤホンを使いたければイヤホンジャックが搭載している機種の方が良いですね。
そしてSuicaを使いたいのであればFeliCa搭載のスマホを選ぶ必要があります。
②スペックを確認しよう
まず見るところはRAMとROMです。
RAMは作業スペースのことで、これが少ないとフリーズしやすくなります。
最低でも4GB、8GBあれば十分です。
2025年現在でRAM2GBというスマホは無いとは思いますが、中古だとあるかもしれませんので絶対に4GB以上のスマホを選ぶようにしましょう。
2GBだとフリーズしまくりで普通に使えませんので注意してください。
そして次にROMです。
ROMは倉庫のようなものでしたね。
64GBだとアプリを入れただけで80~90%を使用してしまう可能性があるので、写真や動画がほぼ撮ることができません。
そのため最低でも128GB以上のスマホを選ぶようにしましょう。
①自分の使い方に合っていないスマホ(必要な機能を搭載していない)
②RAMが2GBしかない
③ROMが64GBしかない
④バッテリー容量が3000mAh以下
Androidスマホには1万円台という激安のスマホもあります。
もしそのような激安スマホを買うときは、買ってはいけないスマホまとめの項目に当てはまらないものを買うようにしましょう。
5万円以下のオススメスマホ

こちらは2024年に発売された5万円以下で購入できるスマホです。
AQUOS wish4やarrows We2はROM(ストレージ)が64GBしかないのでメインのスマホで使うのは難しいですが、microSDカードが使え1TBまで拡張可能なので写真や動画は問題なく保存することができます。
一番左のRedmi14CはRAM8GB、ストレージ256GBのモデルであれば操作感は問題なく使えるスペックですが、防水とFeliCaには対応していません。
OPPO Reno11Aとmoto g64 5Gは防水・FeliCaにも対応していてRAM8GB、ストレージも128GBあるのでスペックは問題ありません。
価格もどちらもお手頃なので、この2機種であればメインのスマホとしても問題なく使えるレベルですね。
このスマホを詳しく知りたい方はこちらの動画をご覧ください。